薄紫の小さな花、だいたい7~8mmくらいでしょうか。
「マツバウンラン(松葉うんらん)」です。文字通り葉は松のように細いです。
アメリカ原産の帰化植物で、乾燥した空き地や道端に生えています。
花の時期以外は、地面に這うように葉を広げ、花だけがこうしてひょろ~っと細長く伸びます。

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よくみると不思議な花です。

だって、シベがみあたりません。


↓すみれのように距があるのに気がつきました。
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↓おへそを見つけました。
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↓おへその中をのぞかせてもらうと、そこには花粉いっぱいの雄しべがありました。
 みにくいけれど、雌しべもあるのでしょう。
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詳しい説明が載っているサイトをみつけました→ http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/matuba-unran.htm
こういう花を「仮面状花冠」というのですね。勉強になりました。

<マツバウンラン ゴマノハグサ科 ウンラン属>

さっくり切れる「メス」が欲しくなりました。