イズミルは、トルコ西部に位置する人口400万人超える都市であり、美しい街並みから「エーゲ海の真珠」とも称される古代都市です。この都市は、古代から交易の中継地として繁栄して来た歴史があり、現在も国内第2位の規模を誇る港湾都市でもあります。また、イーリアスやオデュッセイアの作者とされるホメロスが紀元前8世紀頃に住んでいたとされ、近代ではアメリカ大統領ジョン・F・ケネディの未亡人と結婚した事でも知られる海運王アリストテレス・ソクラテス・オナシスやBMCミニをデザインしたアレック・イシゴニスの故郷としても知られています。

 

 

 

 

様々なナス料理が楽しめるイズミル

 

 

この都市は、アドナン・メンデレス国際空港だけで無く地下鉄や路面電車などの公共交通機関が整備されているので交通アクセスが良く、南部のセルチュクに広がるエフェソス遺跡や北部のベルガマ広がる古代都市ペルガモンなどへの移動が楽な都市です。海辺には、イズミルのランドマークの時計台が建つコナック広場があり、ケメラウトやケメルアルトゥなどの世界的に有名なグランドバザールもあるので遺跡などの関学だけで無くショッピングも楽しめます。また、オリーブで炒めたタマネギなどを詰めたナスにシシトウやトマトをのせてオーブンしたイマム・バユルドゥに加え、パンに乗せて食べるエキネッキやナスを使ったパトルジャン・エズメなどが味わえます。