前略、、、

 

    【一句】

 

 

      ❝ 闘

 

 

 

 

 

       と向かいて

 

 

 

 

 

         り合う ❞

 

 

 

 

 

               早々

 

 

 

 

 

追伸、、、

 

 

ガッツ(石松)さんや輪島(今でも、お団子屋の経営者なのだろうか?)さんの試合は残念ながらリアルタイムで観た記憶がない

 

観ていないのだろうか、観ていたと思い込みたいのだろうか

 

観た記憶はあるのだが試合内容は忘れてしまってはいるのが、具志堅(用高)さん

 

ボクシング鑑賞体験として初期の頃、リアルタイムで具志堅さんを観れていた事は幸運でもある(野球で言うと、王・長嶋、イチロー、etcをリアルタイムで観れた~っていう感じなのか⁈)

 

上記に上げた御三方はタレントや俳優としても活躍していた時期もある

 

具志堅さんは今でもTV番組でチラホラ見かける、単に天然の面白い方ではないのだ

 

世界チャンピオンとして13回も防衛した記録がある天才的なるチャンプなのであった

 

当時はまだ15ラウンド制で血生臭く、血だらけで顔ボコボコなんて珍しくなく、鬼気迫る死闘も魅せられた

 

スポーツというより格闘技で殺し合いのニュアンスが強かった、あの偉大なるモハメド・アリもまだ現役でヘビー級のベルトを取り返す偉業も成し遂げていた,,,,

 

でもまだ私はボクシングに開眼させられてはいなかったのだ、家族(たぶん父親)に付き合って鑑賞していたに過ぎない

 

中坊の頃、TV12チャンネル(テレ東)のゴールデンタイムで海外の世界タイトル戦を観れていた時期があった

 

まぁ偶然にチャンネルを回しつけたのだろう

 

そこからである、私のボクシング熱に火を付けられたのは

 

 

 

 

【衝撃】だったのである、部屋に爆弾を落とされたようだった(まぁ心内なのだが)

 

ROCKでいうと、《ローリング・ストーンズ》の”♬ジャンピン・ジャンク・フラッシュ”のMVを観た時も同じ心境であった

 

つまり、KOされた様な【衝撃】という事だ

 

人生に何らかの形で影響させられる、変化を生じさせられる外部からの巨大な力が内部に潜む秘められた要素を引きずり出す(外部足らしめる内的な固有のマト(大事な因子)に準備が出来たのであろう)

 

ボクシングに私はドラマをみせられる、あるレベルを超えた対戦者同士の一騎打ちはアートにもなる

 

バレエはアートと呼ばれるが格闘技ではない、しかしボクシングはアートとは呼ばれはしないが

 

【血生臭いアート】なのだ、血生臭く美しいのだ,,,,

 

 

 

残念ながらテレ東から海外の世界タイトルマッチの放映権が出来立てのWOWOWに移ってしまう事になる、つまりTV鑑賞が有料料金になるのだ、当時としてはTVを観るのに金を払って観るのはブルジョア特権階級のする事だと庶民は考えていた・爆

 

その後、四半世紀が過ぎひょんな縁から、私もwowowカスタマーとなった、映画そしてそう、ボクシング放送が観れるからだ、ともう一つは私のようなモノでもPCを購入してユーチューブや動画でボクシング漬けの日々を送る事になった。

 

飢餓状態である欲望は時間を取り戻すようにエサを貪り食い散らしたのだった、私の内にある血生臭い暴力性をショウカさせる為になのか、何年も何年も無意識的に観続けたのだろうかとも思わされた,,,,,

 

ボクシングから縁遠くなってしまったブランクの日々の中にも、チョットした思い出がある

 

通学していた途中の古本屋で《ボクシング・マガジン》という雑誌をみつけ、何十冊も購入しデカいバッグに詰め込みへとへとに家に持ち帰った、そしてとじ込みポスターの海外のチャンピオン達を部屋中に貼り付けた、アフリカ系アメリカ人、プエルトリカン、メキシカンetc,,,部屋一面がファイティングポーズで私に襲い掛かる

 

当時、私の部屋に泊まりに来た友人が後に語ったのだが(その時はあまりの部屋の迫力に言えなかったのであろう)、「もう、気色悪くてたまらなかった」と、想像すれば分らんでも無いか>。<;

 

そしてある時は《天才たけしの元気が出るテレビ》という4チャンネルの企画だったかで「ボクシングの世界チャンピオンを養成しよう」みたいな企画で一般視聴者にも門戸を開き応募をしていた事があり、私も書類選考に応募した事がある!

 

私は頭がおかしかったのであろう、アスリートでもない、運動もしていない、当時は煙草、二、三箱は吸っていて酒飲みであった、勿論、ボクシングの経験などない、一体何を考えていたのだろうか、白昼の夢に溺れていたのだろうか、今考えても不思議(不気味)なのだ(その企画から実際に”飯田覚士”という世界チャンプが生まれた!)

 

                   *

 

もう今となっては熱に浮かされる事もなく、それほどボクシング鑑賞もしなくなったが、相変わらず日本人ボクサー達が世界で戦い、世界チャンピオンも少なくはない流れを見聞きはする

 

その中でも、やはり【井上尚弥選手】が抜きんでている(今の野球界で言えば大谷翔平選手みたいなもんかね⁈)、日本のボクシングの歴史上からみても、そして世界的にもトップの中のトップなのであろう(彼は強い選手と戦いたいと常に言っている)

 

【井上尚弥選手】で一つ残念なのは、ライバルがまだいない事だ、歴史に名を遺す選手達には、必ずと言っていい程、好敵手が何人もいた、そのビッグマッチたらしめるのは、お互いを輝かせる相手がいなければならないのだから,,,,

 

話しは逸れるが、井上尚弥選手と私の地元が一緒なので、市役所に行けばトランクスが贈呈されてあったり、街中華の何軒かに行けば店内にサインが貼ってあったりと、なかなかの庶民派なのだ(笑笑)

 

一度、ちっぽけなバザールにて井上尚弥(だろう・笑)一派が露店など並ばれた公園に現れた事があったと思う、売れっ子のラッパーのような派手派手しさはなく、友人家族間の温かみや穏やかさ微笑ましさが透明な輝きのオーラに包まれているようだった(人工甘味料ではない自然な甘みが溶け出ている様な、つまりは素朴さを感じた)。私は感づかれないように近づきすぎない様に横目でグッグッ~と見定めていたのだが、さすがは《モンスター尚弥》、あちらもこちらの気配を察してお互い感づいた様子だった、私は彼に頭を下げ『応援してますよ』と心に呟いた、私の勘違いかもしれんがねハハハハハ^^;

 

 

 

{この記事は4/26に書いている。5/6に井上選手のタイトル戦が東京ドームで行われた!サプライズはあった(井上選手のダウンシーンが観れた)が、KO勝ちを収めている}

 

 

 

 

     ボクシングKOアーティスト二方、”殺し屋”T・ハーンズ VS ”石の拳”R・デュラン!これからだボクシング
       

《引用映像:Thomas Hearns vs. Roberto Duran | FREE FIGHT | Happy Birthday Thomas Hearns (youtube.com)

 

 

   ー引用の為、写真等掲載さして頂きました ー

 

 

 

            god  bless  us爆弾