前略、、、
【一句】
❝ その時よ
過ちであり
正しくも ❞
早々
追伸、、、【Brida】著者:パウロ・コエーリョ
*
「その間違いはおまえに何かを教えてくれているんじゃないかな」父は言った。
だがブリーダはそんなことはない、完全に間違った方法でやりはじめてしまったから、もうどうしようもなくなってしまったのだと言い張った。
父は娘の手をとると、いつも叔母がテレビを見る部屋まで連れていった。
その部屋には、もう何年も前から部品がなくなったために止まったままの大きな古い柱時計があった。
「この世界で完全に間違っているものなんてひとつもないんだよ」父は時計を見ながら言った。
「止まってしまった時計ですら、一日のうちに二度、正しい時刻を指すじゃないか」
ー 引用の為、文章等抜粋、掲載をさせて頂きました ー
god bless us