今日、こんな記事を見た。
「うつなどで希死念慮を抱えていて、危険性が切迫している人もいます。例えば、救急的に初診の患者さんを優先的に受け入れ、症状に合った医療機関を紹介していく初診専門の病院があってもいいのでは、と思います」
これは賛成かな。
診断がついて、内服が始まると本当の病気になる。
抗うつ剤を内服して、セロトニンの再取り込みを阻害したり、ノルアドレナリンの分泌を促進したり、その作用をどうやって確認するの?
気持ちの落ち込みが改善した、やる気が湧いて今までできなかったことができるようになった、とか、症状で薬が作用していると判断するの?
わからない。
うつ病の治療のゴールは、
①生活リズムが安定する
③気分の浮き沈みが小さくなる
②経済的に安定する
そんな感じだと思う。
うつ病が良くなるって、決して
- 毎日ハッピー
- やりたいことが沢山ある
- 仕事に行くのが楽しみになる
そうじゃないと思う。
私の目標は、
長期目標:自殺せずに、ほかの原因で死ぬ
短期目標:無理なく働ける職場を見つけて長く働く、経済面の心配がなくなる
そのためには、自分が苦手な仕事、苦手な環境、逆に得意なこと、落ち着ける環境を知って、それを選ぶのが大事だな。
自分に合った環境を見つけるのは大変なので、ここは人の力を借りるところかな。
いきなり就職するんじゃなくて、「見学・体験できる、初めはパートや有期雇用で働ける」、そんな制度があれば良いのにな。求人情報に記載しているクリニックがあったけど、どこもやればいいのにと思った。その方が、お互いのためだと思う。
こういうの、20年前に気づきたかったな。
そういうこと、病院では教えないのかな。
全人的医療って、そういうサポートも含むんじゃないのかな。
福祉の活用って、障害年金とか生活保護とか、それだけじゃない。
そのずっと手前の部分で困っていて、どこに相談したら良いのかわからない人は沢山いると思う。
21世紀だけど、20世紀ナシ