ヒトの自然寿命は38歳らしい。
それで、生物学者の池田清彦先生は、
40歳を過ぎたなら、生物学的にはおまけの人生・・・
と言っている。
なるほど。
私はとっくにおまけの人生に突入しているわけだ。
自分自身の規範をたてて、それを守りながら
たまには破って、快感を得る・・・
元気な時に、池田清彦先生に出会いたかった。
日に日に気持ちが死へ向かっている。
今日は、夢に亡母が出てきた。
とても穏やかで幸せな夢だった。
自ら命を絶つことに、母は反対していないんだろうと思った。
池田清彦先生の話で、面白いと思ったのは、
『フィンランド症候群』という現象のことだ。
健康に留意し過ぎたり、医者にかかった方が早死にする
と、実験でわかったそうだ。
医者にかかって寿命が短くなるのは、
薬の作用・副作用によるものが多いんじゃないかと思う。
今更のように、血圧を下げ過ぎていたとか耳にする。
私の祖母も、生前、漫然と降圧剤を処方されていて、
収縮期血圧が100を切っていることがままあった。
定期的に受診していたが、
ちゃんと血圧測定してたのか？
原因不明の失神のため、コレステロールの薬以外は中止になった。
病院に勤務していた際、一日３回血圧測定の指示が出て、
計測・記録していたが、この血圧でも処方続けるなんて、
この医者はちゃんと記録を見てんのか？
と思っていた。
実際に、看護師が「血圧がずっと低めです。」
とか言わないと、処方が見直されることはなかった。
精神科病棟では、患者さんが薬を口に入れて飲み込むまで
看護師が確認するが、その後、トイレで薬を吐く人もいたようだ。
（ほかの患者さんから報告を受ける）
多量の薬が、トイレに流され、汚物となる。
無駄な医療費。
「これ、一度に飲み込めるのか！？」
「飲み合わせは、本当に大丈夫なのか！？」
怖くなるほど多量の薬を、患者さん達は一日に４回も飲んでいた。
一向に良くならない患者さんを見て、一度、この多量の薬を
全部やめてみたらどうなるだろう・・・
と思うことがあった。（当時は薬が悪いとは思ってなかった）
定期的に医者に通って早死にするのは、
通院自体や、検査を受けるために事前に禁酒したり、
食べたらダメだと思いながら甘いものを食べたりするなど、
我慢や面倒な思いをして、その上お金がかかることが
ストレスにになって、身体の機能に影響するんだと思う。
私は、2年ほど健康診断を受けていない。
仕事をクビになって、健康診断を受ける機会を逃している。
健康診断を受けて悪いところを指摘されたところで
医者にかかる気はさらさらないので、問題ない。
というか、むしろ受けたくない。
再検査を受けろとか、煩わしい。
でも、悪い病気が見つかったら、
死ぬ勇気を得られるかも？
どうせなにかの原因で死ぬんだから、
死に直結する病だったとしても、問題ない。
下手に治療したり、通院するから、余計に具合が悪くなるのだ。
病気が悪化して死ぬのは自然だし、
お金を払って治療や副作用で苦しむことはない。
こういう点からも、自分は看護師に向いてないと思う。
かくいう私は、抗うつ剤という猛毒のせいで、
内服を止めた今も、体調が悪い。
無趣味な私の唯一の楽しみである、食べることも、
味覚が狂って何を食べても美味しくなくなった。
あんみつや和菓子を食べたいけれど、
食べても美味しいと感じないだろうし、
外食や買い物で、街へ出る気持ちになれない。
（近所のダイレックスへは行けるが、いつも閉店間際）
もうすぐ↓が届くけど、
ナチュラルチーズ専門店フェルミエ オンラインショップ
ワインを飲む気がしない、買いに行く気もしない、
（ソフトドリンクでチーズと合う飲み物はあるのか？）
そもそも食べたいと思わない、
多分食べても美味しくない、
ないない尽くしである。
死ぬ前に思う存分美味しいものを食べるなんて、
元気な時に考えることだな。
コロナ罹患中から、しょっちゅう食べてるお粥さん。