Prakasit John Khuansuwanさんによるによる Freepicからの画像

 

世の中には「アンラーニング(Unlearning)」という言葉があるということを初めて知りました。

如何に私が今まで、ボーっと生きてきたかがよくわかります。

 

■ 参考にした記事

 

あなたは何をアンラーニングしていますか?
Equip For Life Coaching
(最高の自分になり、人生を最大限に生きる)
2023年3月22日

https://equipforlifecoaching.com/2023/what-are-you-unlearning/

 

この記事では

「あなたは何をアンラーニングしていますか?」という表題で

学習だけでなく、アンラーニング(学習解除)の重要性について説明しています。

 

・私たちは新しい知識や成長に積極的的であることの重要性に慣れていますが、

 アンラーニングも同様に重要である。

・アンラーニングとは、悪い習慣や誤った、または時代遅れの情報を捨てることである。

・常に忙しく何かを達成する必要なしに、

 今の自分自身と平和で居られることへの薦めを説明している。

 

正直な話、私にはちょっとむずかしいです。

特にこれといって、何かを深く学んだとは思えないからです。

 

他人のことを言って、申し訳ありませんが

この人は大丈夫でしょうか?

(別に嫌っているわけではありません。ましてや、悪意があるわけではありません。

 こういう時に有名人を引き合いに出すとわかりやすいと思うからです)

 

 

小泉農水相(当時)の意向で備蓄米の放出が進められているが、

価格が下がっても生活困窮者には手が届かない。

フードバンク「あじいる」では、米の寄付が減少し、

提供先の支援団体への供給が困難になっている。

支援団体からは、食糧支援の継続が困難になる、

子どもに十分な食事が用意できないなどの悲痛な声が上がっている。

 

フードバンク「あじいる」では、米の寄付が激減し、購入も困難になっている。

背景には米の価格高騰があり、寄付する側の負担が増している。

農水省から備蓄米の無償交付制度の提案があったが、「食育活動」が条件となっている。

「あじいる」は7月に追加の交付申請を出すことにしたが、

実際に届くのは10月で、米が最も不足する時期には間に合わない。

 

米の購入先が見つかり、一時的に提供を再開できたが、6月以降のストックはほとんどなくなった。

カンパ金で外国産米を購入するも、8月以降の調達は未定。

備蓄米に依存するとフードバンクの自立性が損なわれる懸念がある。

 

米大臣(米調達係)としては、現状で問題解決なのでしょうか?

そして、これです。

 

 

自民党総裁選に立候補?なんでやねん!

農水大臣は一旦終わりにして、自民党総裁立候補?

自民党がこんな調子では、ほんまに自民党は奈落の底まで落ちる必要がありそうです。

ほんま、「軽すぎ」ですわ。

 

当時の農水大臣としての仕事ぶりを振り返ってみましょう。

 

目的は、米価を下げることで、広く消費者に米を届けやすくすることでした。

しかし、備蓄米放出によりスーパーなどでは米が手に入りやすくなったものの、

生活困窮者には依然として高価で手が届かないということが起こりました。

結果、米価を下げるという目的は達成されつつあるものの、

本当に支援を必要とする層への効果が薄い。

 

そして、このような問題点が残りました。

フードバンクからは「チラシを配るのは食育活動とは言えない」という意見が出ているように、

制度の要件が実情に合っていない可能性がある。

交付申請から実際に米が届くまでに時間がかかり、最も米が不足する時期に間に合わない。

 

さらにその原因について考えてみます。

生活困窮者への食料支援の重要な担い手であるフードバンクの現状に対する認識が不十分である。

 

より深く掘り下げてみます。

長期的な視点の欠如が挙げられます。

備蓄米放出は一時的な対策であり、長期的な食料支援体制の構築には繋がらない。

フードバンクが社会全体で支え合う仕組みを構築する必要があるが、

そのための具体的な支援策が不足している。

 

結論

備蓄米の放出により米価を下げるという政策目標を掲げたものの、

その恩恵が本当に必要な人々に届いていないという点で、

政策の設計と実行に課題があったと言える。

特に、フードバンクの現状に対する理解不足や、長期的な視点に立った支援策の欠如が問題点

 

これらの問題点を政治家として解決に向けた行動が望まれます。

問題点を残すことは、悪いことだとは思いません。

完璧にやり果たすなんてことは、誰がやっても、ありえないと思うからです。

いけないのは、残った問題点を放り投げることだと思います。

 

そういう意味で、この人は

ラーニング(学ぶ)

アンラーニング(古い考え方・間違った考え方を捨てる

そして「リラーニング(学び直し)

が大丈夫だろうか? と思ったのです。

 

一般的に言われているかどうか、わかりませんが

ピンチはチャンス」という言葉があります。

困った時こそ、新しい方策を練るチャンスだとする考え方です。

この言葉は「株式会社アントレプレナーセンター」代表の

福島正伸 代表取締役社長」の言葉だったと記憶しています。

私は 2014年に福島氏の講演を聞きにいったことがあります。

 

まあ、ここまでにしておきます。

これ以上書くと、さすがに小泉進次郎氏には失礼ですから。

まあ、これも有名税だと思ってくれればいいのですか。

 

で、「アンラーニング」の話に戻ります。

 

キッカケはこの記事でした。

 

■ 消えそう、だから守りたい。30年前の風景を子どもたちに渡すため、「奄美稲作保存会」が目指す地域文化とは

 

greenz.jp、supported by greenz people
やなぎさわ まどか
公開日: 2024年8月1日
[https://greenz.jp/2024/08/01/amami_inasaku/]

 

 

記事をそのまま転載するのは問題がありますので

話のポイントを説明します。

 

耕作放棄地の増加、食糧自給率の低下、地域文化の衰退といった現代社会が抱える課題に対し、

奄美稲作保存会が立ち上がり、解決に向けて奮闘する姿が描かれています。

困難な状況にも関わらず、前向きに活動する彼らの姿は感動を覚えます。

 

奄美稲作保存会の小池さんや泉さんは、本業を持ちながら農業に取り組む普通の市民です。

特別な能力や肩書きを持つわけではない彼らが、地域のために行動する姿は、

共感と親近感を覚えます。

 

耕運機の操作に苦労したり、

自然栽培農家からのアドバイスで収穫量が劇的に増えたりといった具体的なエピソードは、

記事にリアリティを与えます。

 

小池さんが写真集『村 – 奄美ネリヤカナヤの人々』に出会い、

30年前の豊かな風景を取り戻したいと願う場面は、

失われたものへの郷愁や、未来への希望が入り混じった感情を感じます。

奄美FMを聴いていて、「懐かしい未来へ」という言葉をたびたび耳にします。)

 

奄美稲作保存会の活動は、

地域への愛着や、地域文化を守りたいという強い思いに基づいています。

故郷を大切に思う気持ちは、多くの人々に共通する普遍的な感情だと思います。

 

「将来、子どもたちにこういう景色を受け継ぎたい」という小池さんの言葉は、

次世代への責任という普遍的なテーマだと思います。

 

農薬や除草剤を使わない農法は、

自然との共生という現代社会が重視する価値観を体現しています。

環境問題への関心を呼び起こします。

 

この記事のでは

「薩摩藩によるサトウキビ栽培の奨励や、

 1970年代からの減反政策、住民の高齢化などにより、

 奄美の稲作文化は衰退の一途をたどってきた」歴史があったことも紹介しています。

 

食糧自給率の低下や、島外からの食材に頼らざるを得ない状況は、

食の大切さを改めて認識させます。

自分たちが食べるものがどのように作られているのか、

誰が作っているのかを考えるきっかけになります。

 

この記事を書いた

greenz.jp の、「やなぎさわ まどか」さんの文章は、

私には、かなり深い印象を残しました。

ひとつの HTMLファイル で、こんなに表現できたことに驚いています。

 

言い換えれば、

奄美稲作保存会の活動を紹介しながら、

その背景にある課題やモチベーション、地域への貢献などを多角的に描いています。

具体的なエピソードや関係者の言葉を交えながら、読者に彼らの熱意や活動の意義を伝えています。

是非、上記リンクを辿って読んでみてください。

 

私は、この記事から次のような結論を読み取りました。

大切なのは人」だと。

わかりやすく例えると、

何か強い集団(チーム)をつくりたい場合、

長年かけて人を育てますね。

私達がテレビやその他動画で観るバレーボールの国際試合がそうですね。

だから、日本の農業の本当の問題は

人育て」ではないか? と思うのです。

そのための方策を練るのが、地域だったりするわけで、

農協や自治体、引いては国が支援するものだと思っています。

 

では、農家が「アンラーニング」するには、どうすればいのでしょう。

奄美稲作保存会の記事を参考にしながら

まとめてみます。

言うのは簡単、行うのは困難だとは思いますが。

(特に稲作は資金(費用)と労力がかかります)

 

■ 従来の成功体験からの脱却

現状: 

・高度経済成長期に確立された、規模拡大、農薬・化学肥料の使用、単一作物栽培といった効率重視の考え方。
アンラーニング: 

・環境負荷の増大、食の安全への懸念、後継者不足などの問題を引き起こしているという認識。
新しい考え方: 

・環境保全型農業、地域資源の活用、多角的な経営など、持続可能な農業への転換。

■ 知識・技術のアップデート

現状:

・経験や勘に頼った農業技術、古い情報に基づいた栽培方法。
アンラーニング: 

・最新の科学的知見や技術革新(スマート農業、AI、IoTなど)に対する抵抗感。
新しい考え方: 

・新しい技術を積極的に学び、導入することで、生産性の向上、品質の向上、労働時間の削減を目指す。

■ 経営戦略の見直し

現状:

・補助金や助成金に依存した経営、価格競争に巻き込まれやすい販売方法。
アンラーニング: 

・受け身の経営姿勢、市場ニーズを無視した生産。
新しい考え方: 

・消費者のニーズを的確に捉え、付加価値の高い商品開発、

 直接販売、地域ブランドの確立など、独自の経営戦略を構築する。

■ 価値観の転換

現状: 

・「農家=苦しい仕事」というイメージ、後継者不足。
アンラーニング: 

・農業に対するネガティブなイメージ、自己犠牲的な働き方。
新しい考え方: 

・農業を魅力的な職業として捉え、創造性ややりがいを感じられる働き方を追求する。

■ 具体的なアンラーニングの方法

研修やセミナーへの参加:

・最新の農業技術や経営ノウハウを学ぶ。
先進的な農家への視察: 

・成功事例を参考に、自らの農業に取り入れられる要素を見つける。
異業種交流: 

・農業以外の分野の人々と交流することで、新しい視点や発想を得る。
専門家への相談: 

・経営、技術、マーケティングなど、各分野の専門家からアドバイスを受ける。
地域コミュニティとの連携: 

・地域資源を活用し、地域全体で農業を盛り上げる。

 

正直に言いますと、

私達夫婦には、田んぼをどうするか?

という問題が残されています。

はっと気がついた時には、私は70歳。

体力の衰えは隠せません。

夫婦で頑張っても、300平方メートルの畑(義父が生前に楽しみとして使っていた)でさえ

その土地の半分程度しか使っていません。

田んぼは、頼んで他の農家さんにやってもらってます。

なので、「人育て」ということを申し上げたのです。

 

上記の「専門家への相談」。

私は「農業株式会社」がいいのではないか? と思っています。

 

この記事を読まれた皆様は、どのように思われましたでしょうか?

 

さて、今回の動画です。では、どうぞ。