Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

 

最近、ブログの更新が滞っています。
実は、脳外科で私の母の頭部をスキャンしてもらったのです。
結果、認知症を発症しているのがスキャン画像で確認されました。


以前から、言動が変なのは気がついていました。
特に、幻視・幻聴が目立っていたのです。
レビー小体型認知症かな? とは、思っていたのですが
実は、血管性認知症でした。


血管性認知症。わかりにくい言葉ですね。
わたりやすく言えば、脳に十分な酸素が送れない。
例えば、脳梗塞発症後に起こり得る症状ですね。


母は、以前から介護をやたらと毛嫌いしていたものですから
地域包括(神戸市では、あんしんすこやかセンターと言います)の
ケアマネさんに対しても、
好意的な態度を取らなかったし、
拒否するような態度すら取っていました。


年齢的にも機能低下が、ありありとわかる状態で、
本人も観念したのか、
近頃は、やたらと
「施設に入れてくれ」って言います。


困ったことに、ケアマネさんへの今までの経緯のこともあって
今年の要介護度認定更新(実に、何年ぶりか)が
要支援度2なんです。
要支援度では、利用できる介護施設の種類は限定されます。


さあ、困りました。
生活廃棄物(生ごみ)とか、もう既に
自分で、ゴミ捨て場に持っていくことができなくなっていたり
「食べるものが無い」と言ってくるものだから
様子をみに行くと、
冷蔵庫には、食べ物が十分にあったりします。
(我が家で調理済みの料理をだいたい1週間分作って持っていきます)
レンジで温めることさえ、できなくなった?


こんな調子ですから、
絶対、自立した生活って無理じゃないですか。
なんで、要支援度?
ほんと、神戸市の認定度調査員の方や
介護保険局の職員の方々に言いたい。
少しは、真面目に(普通に)仕事してもらえませんか?
無理ですか?
それとも、やる気が無いのですか?
いったい、何を考えている?
正直に述べよ。
言えない?
言えば嘘がばれる?


地域包括のケアマネさんは、
これは、認知症を発症しているってのは
気がついていたので
要開度度更新結果が要支援2だったことに
椅子からズリ落ちるが如く、驚いていました。


認知症は病気だと言われる所以は
「脳をスキャンすれば、映像となって結果が出る」
ということなんです。


なので、少しでも症状が疑われる場合は
脳外科等の専門的な医療施設で検査する必要があります。
見た目だけで判断すると
後の対応のしかたを、おおいに誤ります。
これは、家庭(家族)に対する不幸の始まりです。


アルツハイマー型認知症は、緩やかに進行するので
他の認知症に比べて長生きする傾向にあります。
それに対して、血管型認知症は
脳に腐敗物がたまるのではなく、
脳細胞が駄目になっていくので
短命だといわれています。
どちらかといえば、血管型認知症は
悲観的だと言えます。


その時、家族としては
母にとって何が最もベストな対応なのでろうか?
と考えてしまいます。
すぐに対応方が思いつかないので
常日頃、ボーっと考え続けたりします。
私、介護職経験者としては
改めて、他人の介護と親の介護はまったく違うことを
実感します。


なので、精神的な疲れが施設で働いていた時よりも大きいですね。
成るようにしか成らない」というのは
成るように成る」ということですから
どこかで、妥協点を見出さないと
やってられませんね。
そんな、今日この頃です。


今回、お送りする動画は、以前も紹介させていただいたことがあります。
(何年前だったか・・覚えていません)
改めて、再度、ご紹介ということで・・・

live painting show - Woman's life

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