私は、おおむね、全般において
政治について語ることを好みません。


それは、私は政治のことを学んだことが無い。
だから、私が政治のことを語ったとしても
それは、所詮
ただの世間話
酒屋の立ちのみでの世間話のようなものに過ぎない。
じゃあ、無関心かと問われれば
生活者としての実感は、あります。


いつの頃からか、よく耳にするようになった
「子育て支援」


いくつかの地方自治体では、子育て○○の無料化が行われているらしい。
子育て○○の無料化によって転入者の数が増えて
税収アップで、ウハウハ言ってる自治体もあるらしい。


なるほど、どれくらいでしょう。
何十年と、賃金が上がらずに現状に至っているという。
そして、物価高騰。
ここは、生活の実感としても感じます。


(しかし、コロナ禍はひどかったですね。)


そこで考えたいのが、子育て○○の無料化。
これは、あって当然だという意見が多いのも事実。


でも、無料化のお金は、
どこから出てるのですか?
それは、市民税でしょ?
つまり、市内の納税者から集めたお金です。
言いかえれば、自治体の予算の使途配分を変えただけ。


今の世の中、おかしい。
生活あってこその話だが
誰も、非正規雇用のことを言わない。


このことを、別の表現を使えば


物が無くて、今よりも貧しかった昭和時代。
東京オリンピック以前の頃。
それでも、あの世代の方々が頑張れたのは何故だろう?
それは、雇用の安定。
もし、あの頃が、
今のような、雇用が不安定で非正規労働者があたりまえだったら
昭和どころか、今がなかったことでしょう。


子育て○○の無料化で助かっている家庭も多いでしょう。
だが、子育て○○の無料化で問題解決だと思うのは間違いで
まずは、何が生活を支えるのかを考える必要がありはしないか?


もっと、言い方を変えれば
生活を支える根本の部分が痩せ細っていて
子育て○○の無料化とかで
なんとか支援しているのであって
今は、それしか方法が無いから
仕方なく、やっている
というのであれば、わかります。


地方の過疎化、どう思います?
農業の担い手が減少していく様を、どう思います?
製造業の衰退をどう思います?
魚の水揚げ量の減少を、どう思います?


日本の近代史を見ると
日本が活気づいたのは
1,池田勇人総理の所得倍増。
2,田中角栄総理の列島改造(インフラ整備と流通の拡大)
この2つしか、無かった。


悲観的なことだけを考えたくない。
でも、現状を変えていくというのは
たやすいことではない。


かつての日本統治時代の台湾をみればわかる。
当時の生真面目な日本人が取り組んでも
台湾を近代化するのに、50年を必要とした。
社会を変えるとは、こういうことなんだ。


人々は言う。
どうしようにもない政治家が多すぎる。


世の中は難しいものだ。
NZのジャシンダ・アーダーン元首相と労働党は
たくさんの政策を実行に移してきた。
それでも、慢性化した物価高を解決しきれずに
労働党は何もしてこなかったと言う批判を受けている。


日本はどうなんだろう?


何か、僅かであっても希望はないのだろうか?
例えば、自見はなこ議員(参議院議員、内閣府大臣政務官)。

 

 

https://www.jimihanako.jp/profile


また、子育て支援か? と言わないでください。
2022年、「デジタル田園都市国家構想」。

(自見はなこ議員 プロフィールより)
最初は、ピンとこなかった。

改めて、デジタル田園都市国家構想とは。
 

 


▼ 以下、抜粋

地方を中心に、人口減少・少子高齢化、過疎化・東京圏への一極集中、地域産業の空洞化といった課題に直面しています。
こうした課題を解決するには、これまでの地方創生の成果を最大限に活用しつつ、
地方活性化を図っていくことが求められています。

デジタル技術が急速に発展する中、デジタルは地方の社会課題を解決する鍵であり、新たな価値を生み出す源泉となっています。
今こそ、デジタルの実装を通じ、地域の社会課題の解決と魅力の向上を図っていくことが重要です。

「デジタル田園都市国家構想」は、「新しい資本主義」の重要な柱の一つです。
デジタル技術の活用により、地域の個性を活かしながら、地方の社会課題の解決、
魅力向上のブレイクスルーを実現し、地方活性化を加速する。

国は、基本方針を通じて、構想が目指すべき中長期的な方向性を提示し、地方の取組を支援する。
地方は、自らが目指す社会の姿を描き、自主的・主体的に構想の実現に向けた取組を推進し、
「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」を目指す。

デジタルの力で地方が日本の主役になる、そんな未来が始まっています。

1.地方に仕事をつくる
2,人の流れをつくる
3,結婚・出産・子育ての希望をかなえる
4,魅力的な地域をつくる

▲ ここまで。詳しくは、上記リンクから詳細を辿ってください。


子育て○○の無料化は、
決して「すべて問題解決」ではないと思う。
一時的に「膏薬」を貼っているに過ぎない。
もっと、根本に迫らなければ。


おそらく、「デジタル田園都市国家構想」が実現する頃には
私は、この世にいない。
だけど、悲しくはない。
それこそ「未来の日本の子供たち」を夢見る気持ちです。

自見はなこ議員。頑張って、日本の未来への基盤を築いてください。


さて、曲にしましょう。
同じく、未来の子供たちを歌った曲。

死ぬのは怖くない
そして、私は本当に気にしません
死ぬことで見つけた平和なら
では、その時が近づきますように
死ぬことで見つけた平和なら
死ぬ時が来たら
私の棺を包みこんでください。
下は寒いから
あそこは寒いと聞きました
ええ、めちゃくちゃ寒いです。

そして、私が死ぬとき
そして、私がいなくなったとき
一人の子供が生まれます
そして続ける世界、続ける世界

ローラ・ニーロ(Laura Nyro)And When I Die