まずは、こちらの動画。
オリジナルは、
https://www.youtube.com/watch?v=3Jq6slFvRyo

 

 

 


その中から、
・昆虫食の危険性の研究は?
・酪農問題
の部分を抽出して
文字おこしをしてみました。

特に参政党が、とかではなく
“何を話したか”だけにフォーカスしたいと思います。

話は、ただ聞いていても
その話を、どれだけ記憶しているか?
正直私は、さほど記憶していません。
なので、文字おこしをすることで
話の内容を再確認します。

では、この質疑・応答の様子を再確認してみましょう。


▼ ここから

昆虫食が本当日本人の体質に合うのかどうかかということですね。
害になるというような指摘もありますので、
国民があの心配の声を上げているというのをよく聞いています。
これまでにない昆虫食が体にどのような影響を与えるか、
もっと慎重な検討が必要だというふうに思いますが、
そういった検討が十分に行われない段階で、
食用の昆虫類が海外から大量に輸入されることがないよう、
より強い規制を講じるべきではないかと考えています。
その点についての見解をお聞かせください。

委員長。はい厚生労働省佐々木生活衛生食品安全審議官、

はい、お答えいたします。
コオロギはこれまで、アジア・アフリカ等の諸外国で
比較的多くの食経験がございます。
またEU等においてはヨーロッパコオロギ等が新食品として認可されています。

我が国では伝統的にイナゴ等の昆虫が食べられてきたものと承知しておりますが、
これまでコオロギを含め昆虫を食べたことによって、
食品衛生上の健康被害が生じるという具体的な事例は把握しておりません。
我が国では法体系上、食品衛生法に基づいて、
人の健康を損なう恐れがある食品の販売が禁止されております。

このため一時的には食品の輸入販売等を行う事業者が
その遵守状況を確認する義務を、責務を負っている他、
国や自治体等による自治体による監視指導を通じ、
食品の安全性の確保を図っているところでございます。
こうした状況を踏まえると現時点では、
昆虫に対する特別な規格基準を設定する必要はない。
と考えておりますが、
厚生労働省としては来年度の共創型の研究において、
昆虫食の安全性に関する科学的知見の収集を目的する研究を、
公募課題したところでございますので、
引き続き、委員ご指摘の昆虫食の関連する様々な知見の収集等について、
対応も含めて検討してまいりたいと考えております。

神谷宗平くん。

はい。本当ありがとうございます。
イタリアなどではですね、国民がやっぱり昆虫食いやだということで
パスタに昆虫混を使用することを禁止したというふうにも聞いています。
日本もですね国民の声を聞いてしっかりと法整備、
考えていただきたいと思います。

あと、先日酪農家の方々はたくさんの国会に集まられて
現状の酪農の厳しい状態を聞きました。
メディアであまり報じられていませんが、
搾乳した牛乳ですね、捨てたりしているようです。
そういった中で、暫定税率を維持してですね、
一定数以上の乳製品を今も輸入しているわけですけども、
その理由を簡単でいいのでお聞かせください。

はい。農林水産省伏見審議官、

お答え申し上げます。
酪農経営は飼料価格の高騰等により、生産コストが上昇し、
厳しい経営状況にあると承知しております。
こうした中、我が国の関税率は安定税率法や定率法や
鑑定暫定措置法の国内法やWTO協定等の国際約束に
基づき設定されているところでございます。

乳製品の暫定でについて、
WTO協定で約束している税率より高い税率に引き上げることは、
全ての加盟国と交渉して同意を得る必要があると考えており、
極めて困難でございます。
農林水産省といたしましては、
酪農経営が今般の厳しい状況を乗り越え、
意欲を持って営農できるよう努めてまいります。

網谷宗平くん。

はい。今申されたような理由ですね。
なかなか国民にはわかりづらいところあります.
一方で食料聞いたということで昆虫食を始めようというような答弁もいただきました。
にもかかわらず、従来のですね、農業や漁業の方々困っていてですね、
どんどん国内の生産量が落ちているというふうな現状もありますので、
これは政策として間違ってるんじゃないかというふうに思っています。
外国の食料品を維持したり、それから昆虫食の推進を進めるよりもですね、
国内の漁業農業の補助にですね、保護にですね、
もう少し予算や政策を傾けていただきたいと要望して終わりたいと思います。
以上です。

▲ ここまで


そうですねえ。
コロナ禍以降、何だか極端な話題が目立ちますね。
なんでいきなり、コオロギなんでしょうか?

> コオロギはこれまで、アジア・アフリカ等の諸外国で
> 比較的多くの食経験がございます。
> またEU等においてはヨーロッパコオロギ等が新食品として認可されています。

この部分は、どうでしょうか?
海外事情を説明しなければならないのは何故でしょうか?
意味不明。
質疑の内容は、日本はどうか? と聞いているのですが。

> 輸入販売等を行う事業者が
> その遵守状況を確認する義務を、責務を負っている他、
> 国や自治体等による自治体による監視指導を通じ、
> 食品の安全性の確保を図っている

で、見落としてはいけないのが、
これが結論。

> 昆虫に対する特別な規格基準を設定する必要はない。

つまり、質疑で十分な検討を行ってはどうかの問いに対して
「何もしません」と答えた。
ただ、それだけ。

質疑で、問題提起しています。
> 搾乳した牛乳ですね、捨てたりしているようです。

それに対しての返答が、非常にわかりにくい。
文章にしてみたものの、これ意味わかります?

もっと、いけないことに曖昧な日本語。

> 農林水産省といたしましては、
> 酪農経営が今般の厳しい状況を乗り越え、
> 意欲を持って営農できるよう努めてまいります。

これって、結局は「何も言っていない」

さて、如何でしょう。
質疑に対して
「糠に釘」、「暖簾に腕押し」
言葉は悪いが、応答の内容は
まさに「屁のようなもの」。
何の意味もない。

昆虫食・コオロギに関しては簡単だと思います。
企業の論理、
儲からなければ、その事業から撤退します。
単純、かつ明解。

新型コロナ・ワクチンの時もそうですが
要・不要は、自分で判断する。
販売店も、昆虫食商品は「昆虫食コーナー」を設けて
他の日常的な食品と混同させない。
コオロギ粉末を混ぜたパンも、別コーナーに陳列する。
それぐらいのことは、するべきでしょうね。

そうしないと、後でクレームの嵐になりかねません。
「知らないところで、何を食わせやがるんだ!」みたいに。

昆虫食・コオロギは、研究としては別にいいんじゃないの?

ところで、スーパーでコオロギを買わなければいけない程
食料品は不足していますか?

 

(注意: 阪神大震災で経験済み。

 大規模災害が起こると、食料の

 サプライ・チェーンは断たれてしまいます。)

私は魚・鶏むね肉・豆腐派なので、こういうのに興味があります。

https://www.nzwomansweeklyfood.co.nz/recipes/marinated-sardines-6069

 

 


Marinated sardines
いわしのマリネ

・バター焼きイワシ(小)20匹(550g
・平葉パセリの茎5本
・レモン汁 1/2カップ(125ml)
・オリーブオイル 1/4カップ(60ml)
・粗びき食塩 小さじ2
・レモン汁 大さじ1(分量外
・オリーブオイル(エクストラ) 大さじ1
・赤玉ねぎ(小1/2個)(50g)(薄くスライスする
・新鮮な平葉パセリ(粗く刻む) 大さじ1

1、ガラスまたは陶器の皿に、
  イワシの皮を下にして一列に並べ、その上にパセリの茎をのせる。
2、ジュース、オイル、塩を小さなボウルで混ぜ合わせ、イワシに振りかける。
  蓋をして冷蔵庫で一晩、またはイワシの身が白っぽくなるまで冷やす。
3、パセリの茎は捨てる。水気を切ったイワシを大皿に盛る。
  余分な汁と余分な油を合わせたものをかけ、味を調える。
  玉ねぎとパセリのみじん切りをちらす。


そう、何も慌てて、コオロギだなんて大騒ぎする必要なないのでは?
そんなことを考えるくらいならば、
「我々の先祖は、何を食べてきたか?」を考えたほうがいいです。
これは、一口に“和食”というくくりでは語れません。
地域単位(地産地消)で考えることだと思います。
我々の先祖が食べてきたものと同じものをいただく。
安心でしょう?

まあ、それでもコオロギだって人は
今回の表題のとおり、

「蓼食う虫も好き好き/たでくうむしもすきずき」


昆虫の絵が印象的なデザインのアルバム・ジャケット
Steely Dan の Kety Lied から
この曲を、どうぞ。

 

Steely Dan - Bad Sneakers