いつもの
ITの話題をと考えていましたが、
やはり、
明石市の子育て支援も
是非知っていただきたくて
書きました。




明石独自の5つの無料化

・こども医療費の無料化
 高校3年生まで無料

・第2子以降の保育料の完全無料化

・0歳児の見守り訪問「おむつ定期便」
 毎月おむつや子育て用品をご自宅にお届け

・中学校の給食費が無償
 中学校給食」が所得制限なしで無償

・公共施設の入場料無料化
 夏は海浜プールだって無料


明石独自の5つの無料化プラス

・使用済み紙おむつの保護者持ち帰りの廃止

・市内全公立幼稚園で給食を実施

・こども食堂


詳細はこちら

 

 

 


これに対して、明石市長は
泉房穂市長は「人口増による税収増や地域活性化といった好循環は続く
としている。

 

 

 


私は、子育て支援策には賛同します。
そして、応援します。


Twitter を見ていると、
・明石市長、素晴らしい
・明石に住みたい

といったツイートが多い。
これらのツイートは、見るからに
明石市外の方のように思えます。


そこで考えたいのが、

この政策の

メリット・デメリット

普通、

会社で何かを始めようとした場合、

社内会議でメリット・デメリット

その他考えられる問題点など

を話し合います。

 

中には、社長が

「ワシがやる」みたいな

ワンマンな例もありますが、

そのようなことは、殆どが

小規模な企業でしょう。

 

大体は、社員が話し合って

社長が話し合いの結果を判断しますね。

私が今までで経験したのは、

このような社長の言葉でした。

私は、判断しないといけない立場です。

 もし不本意な判断と思われた場合は、

 すまんが、ここは泣いてくれ。

 私には、会社の将来と

 社員の生活を賭けて判断する

 義務があります。

ほんと、そこまで言われると

返す言葉を失いますね。

 

 


1,まず私が最初に思ったのは、
  このような制度は、介護と同じように
  全国一律であるべきではないだろうか?


①明石に住みたい
②明石に転入しました
③明石で大きな自然災害が起こりました。
 あるいは、仕事の転勤の都合で
 明石市外に転出しました
 または、転勤で、家族全員が海外に引っ越しました
引っ越し先では、明石市のような子育て支援がありませんでした
 移住先が海外なので、補助が打ち切られました

これでは、意味がありませんね。

2,全国の地方自治体すべてが
  明石市のような政策を行えるだろうか?


この政策は、予算(財源)の配分が条件になります。
十分な予算を組めない、
(十分な予算が見込めない)
自治体は、どうすればいいのだろう?

地方格差を増大する原因にならないだろうか?

3,社会保障費(医療・介護・子育て)は
  消費税によって賄われている。
  財源(消費税)の配分を変えることに
  反対の意見はないだろうか?


つまり、全国一律であるためには
国政レベルでの議論が必要になります。

医療は健康保険という自己負担があります。
収入の低い家庭には、

低額医療制度」があります。
基本、本人負担は必ずあります。
生活保護受給者は

医療は無料となっていますが、
中には健康保険を支払っている方々も
いらっしゃいます。

介護は、基本、本人が介護保険料を支払います。
おおまかですが、
財源の構成は、
・介護保険によるものが 50%
・国が 25%
・都道府県が 12.5%
・市区町村が 12.5%


つまり、医療・介護は無料ではないのです。
子育てだけが無料は、はたして可能かどうか。

4,国レベルで施行する場合、
  財源確保のための
  新たな税の制度ができる可能性はないだろうか?

 


他にも、いろいろ考えられるでしょうが、
まずは私のような素人でも
以上のような懸念事項が考えられます。

つまり、
このような制度を全国一律にするには
地方から選ばれた国会議員
時には協力、時には激論を交わしながら
そして、考えられる限りの
最悪のシミュレーションが必要になります。

そう。メリット・デメリット。
ベネフイットがデメリットを上回るから良しとする程
国政は単純ではないと思うのですが。

 

 

基本的には

全国一律でなければ

住む所によって

不公平が生じる。

 

そのための

重要なポイントは

「こども家庭庁」である。

 


一方、Twitter での意見を見ると
これらの懸念が指摘されています。
おおまかには、

・神戸市に近い明石という地理的要因があるから
 できた
のではないか?

 

・交通の便が悪い僻地では、
 無料化はできても、人口増加と 
 税収増加は見込めない
のではないか?

 

・欠かすことができない生活インフラ保守の
 財源
は問題なく確保されているか?

 

子育てに疲労困憊している親への
 レスパイト・ケアーの体制(保育所)
に問題はないか?
 十分に確保できているか?

 

・健常なこどもだけの支援になっていないか?
 障害児対応は十分に行えているか?

 障害児専門の保育所

 


そして、明石市内の現状を見ると
十分な対応ができていない実状があります。

・市内の障害児を抱えたお母さんが
 今すぐにでも保育所を確保したいと、
 明石市長の twitterアカウントに
 訴えています。


 さて、その後の動きは
 あったのか、どうかは、現在不明。

 この件は、明石市長は
 少し焦ったほうがいい
と思います。
 明石の子育て支援は、出来がわるいのか?
 または、嘘かと思われてしまいます。

 まずは、足元をしっかりしなければ。

 

 「何? こどもの預かりを断った保育所がある?

  火つけてこい

 そのような得意技は反則ですよ。

 


さらに私が不安を覚えたのは

・2022年参議院選挙に向けて
 立憲民主党の議員が
 子育て支援を訴えている
こと。
 あまりにタイムリー過ぎる。

 選挙目的で、急に言い出してはいないか?
 よくメリット・デメリットを熟考したか?

 それが、国政で実現した時に
 すべての責任を負えるか?

 以前の民主党政権みたいに
 音をたてて崩れていかないか?

 


こちらは、大きな期待を抱いています。
自見はなこ議員。


こども庁の発起と予算獲得を実現された方です。

 

 


一見して、ごく普通の女性に見えますが
まさに、スーパー議員
実現する力は、目を見張るものがあります。
完全に、脱帽。
頭が下がります。

どうやれば、そのような

大技が決まるのでしょうね。


私が明石市長ならば
まず、自見はなこ議員に
相談を持ちかけて
明石の子育て支援策を
全国展開するには
何が問題点か、
意見を乞う
でしょうね。

つまり子育て支援で

メリット・デメリット

を考えられる政治家
まず、自見はなこ議員でしょうね。

そうでしょう?
こんな強力な方って、

他にいます?

あまりにも、強力過ぎます。


子育て政策では、
絶対に
自見はなこ議員を
外せない
でしょう。

子育て政策で
自見はなこ議員を知らないとすれば、
それは、
「もぐり」か「にわか」
ですよ。


これ以上書くと
キリがありません。
このあたりに
しておきます。


さて、今回は子育てに因んで
2曲、お送りします。

ローラ・ニーロの
1966年のアルバム 「LAURA NYRO」
に収録の

・wedding bell blues
 これはタイトルどうり。
・and when i die
 私が死んでも、これから生まれる子どもたちが
 頑張ってくれる
 という内容の歌です。

では、どうぞ。

LAURA NYRO wedding bell blues



LAURA NYRO and when i die