私は、神戸市長田区生まれで
そこで 27歳まで暮らしました。
その後、仕事の都合で明石市二見町に
転入しました。
そこで暮らして、
もう 40年。

ハイパーダイエーが建つ前の
雑草が生い茂る空き地だった頃。
二見商店街と西二見のスーパー・マルアイが
物凄く活気があった頃。

その頃の二見商店街って
そうねー。思い出します。
魚屋さんで、活きた魚(泳いでる)を
(主に、根魚)
水槽から手づかみで取って
「これ、おくれ(ください)」って
やってました。

二見商店街にある八百屋さんでは
手作り惣菜なんかがあって
二見の家庭向けな味付けで
信じられない程に
美味しいかったです。

漁師町ですが、
農作物なども豊富にあって
いわゆる
1時産業を大切にしていました。
(過去形の表現は、ちょっと違うかなとは思います)
わかりやすく言えば、
地産地消かな。

そんな二見町で、
知って欲しい人が居ます。



西村やすとし氏?
いや違います。
右側におられる、この女性。
伊藤由起子さん。
音楽教室を経営されています。
メインは、声楽。
東京国際声楽コンクールで
7位だったか、8位だったか。
全国で10人の中に選ばれた方です。
他には、大正琴の師範免許も持っておられます。

この方のプロフイールを簡単に紹介します。

岐阜県岐阜市出身。
大学は三重県皇學館大学で文学部国文学科を卒業
その後、初めての社会人デビュー(就職)は
東京乃木神社
(明治期の軍人、乃木将軍をお祀りしている神社)
の巫女さん。

その後、結婚されて
ご主人の仕事の転勤の都合で
島根県松江市他、何回か転居されて
最終的に、明石市二見町に
落ち着いたということです。

この伊藤さんの突出した部分は、
障害をもった児童の音楽指導も
されていることなのです。
(今は、自閉症のお子さん)
視覚障害、聴覚障害、自閉症のこどもたち(*)。
これらの障害は、生まれつきなので
克服が困難です。

(*) 視覚障害、聴覚障害、自閉症の
こどもたちは島根県松江市の頃。

伊藤さん、結婚直後の松江市のころから
こどもたちを分け隔てなく
音楽指導されていました。
今も、明石市で、同じように
音楽指導されています。

と同時に、高齢者介護施設に於いても
月に3回は、演奏されています。
認知症ケア専門士の本を読んで勉強もしています。

一般的に、音楽の先生って
どんなイメージ、されています?

実は、福祉の領域にまでカバーされている
伊藤さんのような実例があります。

明石市は、医療・介護の学費支援制度があります。
その制度の対象外な伊藤さんのような
実例もあります。

明石市長(泉市長)は福祉に関して
いろんな政策を立案しています。
それは、それで、良いことですが
その範疇の外にいる現場サイドの人も居る。

実は、その事を知っていただきたくて
このような記事を書いた、次第であります。


ということで、
伊藤さんの松江市の思い出を
紹介させていただきます。

 

はっぴょうかい 伊藤由起子 音楽教室