私には、余り興味が沸かない「デジタル庁」。
が、しかし
多額の税金を投じて行う事業である限り
国民にとっては、看過(*)できないことでもあります。
(*)看過
対処すべき問題をそのままにしておけないこと
見過ごせないこと
>> すぐにでも解決に向けた行動が必要
ネットのニュースを見る限り、
少しも、いい話題が上がってこない
それも、また
「デジタル庁」の現状のようです。
批判的な記事や
悲観的なニュースなどを目にしますが
おそらく、中立的で
客観的、かつ、冷静な視点を持つ記事として
次にニュースを紹介したいと思います。
Business Journal(ビジネスジャーナル)」
>> ビジネスの“本音”に迫る情報サイト
国家のIT運営を担うデジタル庁、その危険すぎる呆れた実態…必ず失敗する「3つの理由」
この記事から要点をまとめると
調達の問題
・デジタル庁は5000億円ともいわれる巨額予算を執行する調達庁という側面を持つ。
・調達を可視化する仕組みがない
・発注が独占的になり高額になる
・官僚の丸投げ発注体質にあり、ベンダー側がそれに乗じてリスク代込みで高額受注
セキュリティー意識の欠如
・高市早苗総務相が2月14日の閣議後記者会見
「政府共通プラットフォーム」を外資企業
各省庁がそれぞれ管理しているシステムを一元的にクラウド化
採用された企業はアマゾンの子会社「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)
政府情報を外資に託して良いのか?
国産では本当に無理なのか。
情報が海外に流出する可能性
>> 懸念とは別の次元で
>>「共通プラットフォーム」はその運用が打ち切られた
政府サイトなどが海外からサイバー攻撃を受けることが
日常茶飯事となっている昨今
デジタル庁でセキュリティー対策を万全に行えるのか
政治力の欠如
・省庁を超え地方自治体を巻き込んだ大改革を行うのには
強大な政治力が必要とされる
・官僚組織を合理化するなど大改革しないといけない
例えば官僚には各種天下り先があり、
そこが行政情報や行政情報に関連する業務を扱っていたりする
・各官庁との折衝からルール作りという
ところに重きを置いてやるべき仕事
本来は銀行や政府のシステムの世界は
ベンチャーの世界とは違い『地道な世界』
リーダーシップをとりながら長く問題に取り組める政治家、
コツコツと改革の為に尽くせるデジ庁職員がどれくらいいるのか
(ここまで)
「デジタル庁」については、
次のような会合での話し合い(反省会)が
行われたようですが、
私が思うに、
「悪くはないが、そうではない」
「問題は、ITテクノロジーの話ではない」と
感じました。
「デジタル化」を考える場合、
「本当にデジタル化の確立に成功した国」の
プロセスを研究・分析することだと思う。
デンマーク、ニュージーランド、台湾(中華民国)
シンガポール、イギリス、カナダ、エストニア、アメリカ
などが挙げられる。
特に注目したいのが
デンマーク、ニュージーランド、台湾(中華民国)
この3国に共通するのは
・透明性が高い(よく見える)政府の意思決定プロセス
・国民に信頼される(支持される)政府
参考
A4サイズで 10ページ程の記事ですが
今の日本に無いものが、わかります。
難を言えば、知らない言葉・名称が多々あります。
根気よく調べれば、話の起承転結が
はっきりと、見えてきます。
Case study: Launching an open government platform in Taiwan
ケーススタディ:台湾でオープンな政府プラットフォームを立ち上げる
(余談)
好き嫌いという感情を抜きにして
このニュースを読む限り
NZ National Party(最大野党:国民党)は
何が問題で、何をどうしようというのが見えない。
前途多難だな。
2大政党制は維持できるのだろうか?
どういう人たちが、国民党を支持しているのだろうか?
Judith Collins focused on future after leadership implosion,
claims to be 'the ultimate team player'
ジュディス・コリンズは、リーダーシップの崩壊後の未来に焦点を当て、
「究極のチームプレーヤー」であると主張しています
Newshub 2022年3月1日
話を戻して、
日本は本当に先進国でしょうか?
皆様は、どのようにお感じでしょうか?
さて、曲をお送りします。
ロックは、こうでなくてはね!
曲のタイトル、カッコ良すぎ。
誇り(愛の名のもとに)
U2 - Pride (In The Name Of Love)