淡路大震災
1995年(平成7年)1月17日

今から27年前

今思えば
あの出来事が原因で
人生設計、いや人生が狂ってしまった人が
多かったように思います。

誰もが冷静さを失った。
誰もが将来のこと、夢を失った。
どうすればいいのか・・・途方にくれる。

1月の寒い時、
家は倒壊、避難所で寝起き
昼間は罹災証明のために
一日中、区役所に並んで立っている

水道は止まる、ガスは止まる
いや長田区の菅原市場周辺ではガスが漏れていた

新長田では、火災で人が生きたまま焼け死んだ。

食べるものが無い。

唯一の救いは、地元ラジオ関西
電池があれば情報を得られる
安否確認の放送が流れ続く。

震災時にはテレビは、何の役にも立たなかった。
おそらく、今に例えればスマホは役に立たないかも知れない

人間、こういう場面では、無性に薄ら寂しさを感じる
何故か、その当時は失望を感じこそすれ涙は出なかった

両親と飼ってた犬は瓦礫に生き埋めになったが
一命を取り留めた。

映画の場面のごとく、本当に街が陸の孤島になる

夜が、どうしようにもなく静か。

そんなことを経験しても、生きていたから
今がある。

良かったのか、それとも・・・

震災を語り継ぐ活動をされておられる方々の話
本当に耳を傾けて聴きたいと思う反面

いやいや、良くないことは忘れろとも思ったり

私は嫌なことは忘れたがる性格だが
不思議と、あの日の情景は覚えている
今でも、目に見えるように

今でこそ、兵庫県明石市で静かに暮らしてはいるが
今後、神戸に戻って暮らすことはあるだろうか。

2020年2月から始まった新型コロナ騒動
正直、アホか・・と思う

飲食店への度重なる営業規制に
神戸市内のいくつかの店は、本当に失われた

あれだけの思いをした震災から、どうにか立ち上がってきたのに
新型コロナ騒動では、ついに閉店に追い込まれた店が・・

コロナ・コロナと騒ぐんじゃないよ。
あんな経験をしてまで、なんとかやってこれたのに
コロナ如きで、街を駄目にしてよいのかな?

人間、喉元過ぎれば、熱さ忘れる・・・なんて
そんなことでは、いけない。

本当に辛かった時のこと、それを乗り越えて
今があることを忘れてはいけない。

過ぎたコロナ騒ぎは、街を駄目にする。
ニューノーマルって何やねん。
アホか

ノーマルにニューもオールドもあるかあ。

必要以上に、コロナじゃ、ワクチンじゃと騒ぐ奴がアホじゃ。
そんな事、思っている暇、あったんかい。

そんな事は、テレビにまかせておけばよい。

それとも、あんたは神戸のこと嫌いなん?
そやなかったら、がんばろや!

心静かに、この曲を・・・お聴きください

 

美し都(うましみやこ) 平松愛理