2021年10月22日(金)
義母の手伝い。
後期高齢者と共同作業をするのは
考え方は、さほど難しい話ではないようです。
「できないで困っていることを、手伝う」
それに尽きるような気がします。
それと
「義母が関心があることに、興味を示す」
すると義母の頭に、何か・・・
スイッチが入ったみたいです。
一時期、QOL(生活の質)の低下を心配しましたが
もう大丈夫。
見事に元気になりました。
もう、やる気満々。
朝早くから、お決まりの農業コスチュームに着替えて
私 「どうしたん?」
義母 「早朝から、母屋の隣の畑の草刈りをやり終えた」
とのこと。
すっかり、以前とは見違えるくらいに元気に動いていました。
義母は、池の隣の畑にも、遅まきながらも
何かを植えたいと言いました。
そうかあ。そうなんだ。ならば・・・
トラクターをひっぱり出すのも、面倒だと思い
手作業で
1,草刈〜刈った草を燃やす
2,スコップと鍬(くわ)で、畑らしい格好にしてみた。
この日は、ここまでで作業修了。
機械でやる程に綺麗にはできないものの、
これで、石灰〜バーク〜牛糞という順に土を耕せば
なんとか、なるかな?
私が畑の形を整えている間に義母は、なにやら、ごそごそやっていた。
これは、ワケギ(分葱)の苗。
これは、ふき。
今度、ここへ来る時は、苗をいくつか買ってこないといけないな
などと思いました。
冬物・・・白菜・・・大根・・・何がいいのだろうか?
まあ、考えなくてもいい。義母に聞けばいいのだから。
今度、ここへ来たら、耕して、肥料を入れよう。
で、隣の池を眺めて休憩して、家に帰ろう。
以前、グループホームで働いていた時、
私は利用者さんに、こんなに関心を寄せたことは
ありませんでした。
介護の業務は、どうしても、作業に追われますから。
でもね、後期高齢者を機能低下させてしまうのは
どうも、身体的加齢・高齢化だけではなさそうです。
「関心を寄せる」
それから「できないことを、手伝う」。
黙って、体を使う。力仕事を受け持つ。
これは、言葉での共感よりも強いようです。
何も、後期高齢者に限った話ではないかも知れません。
老若男女、子供、幼児に至るまで、
周囲の人は、無関心であってはならない・・・ような気がします。
何故なら、無関心は人を駄目にするかも知れません。
何も余計なことは考えないで、ストレスを感じないようにして
ただただ、体を動かす。
すると、本当に体の疲れだけを感じますね。
後は風呂に入って、食事して、寝るだけ(これが、よく寝られます)。
疲れた時は、強烈な眠気で、とても音楽を聴く気分にはなれません。
が、しかし・・・
不思議なことに、この曲は、すんなり、聴き入りました。
1955年、旧 東ドイツ生まれ。66歳。私と同じ年。
けったいなドイツ人の、おばはんやなー。
4分程の曲で、こんなに、いろんな歌い方ができるんやー。
これは、ある意味、凄いのと違うかな?
Nina Hagen - African Reggae