まずは、こちらの動画をご覧ください。
「中国共産党の悪事か、アメリカの謀略か?」1年前から判明していた新型コロナの正体
この動画は、2020年に Youtube にアップされています。
西 鋭夫氏が話している、去年の1月。
西 鋭夫(にし としお、1941年(昭和16年)- )は、
日本出身でアメリカ在住の国際政治・教育学者・歴史研究者。
スタンフォード大学フーヴァー研究所リサーチフェロー。
専門は日米関係、占領史、日本近代史。
いったい、どの文書かは詳細に語られてはいません。
なので調べてみました。
Bat Coronaviruses in China
中国のコウモリコロナウイルス
MDPIが受理した日
2019年1月29日
/ 改訂:2019年2月26日 / 受理:2019年2月26日 / 掲載:2019年3月2日
概要
過去20年間に、人獣共通感染症のコロナウイルス3種が、
重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、
豚急性下痢症候群(SADS)という大規模な疾病発生の原因として特定されてきた。
SARSは2003年、MERSは2012年に発生し、世界的なパンデミックを引き起こし、
数千人もの人命を奪いました。
SADSは2017年に豚業界で発生しました。
これらはいずれも人や家畜に対する高い病原性を持ち、
病原体はコウモリに由来し、そのうち2つは中国で発生したという共通の特徴があります。
そのため、コウモリコロナウイルスの調査は、早期警戒サインの検出、
ひいては中国での発生の影響を最小限に抑えるための緊急課題となっています。
本レビューの目的は、中国におけるコウモリコロナウイルスのウイルスの多様性、
リザーバーホスト、地理的分布に関する現在の知見をまとめ、
最終的にはウイルスの発生スポットとその種を超えた感染の可能性を予測することです。
1. はじめに
高病原性ヒトコロナウイルスによる
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)の発生から15年が経過し,
今度は重症急性下痢症候群コロナウイルス(SADS-CoV)が
豚に致命的な病気を引き起こし,畜産業に大きな打撃を与えた。
これらの大流行はいずれも中国で発生したもので、
コウモリ由来のコロナウイルスが原因でした。
この総説では,中国におけるコウモリコロナウイルスの疫学研究から,
同定されたウイルス種,宿主種,地理的分布などの情報を収集し,
中国におけるコウモリコロナウイルスの
種を超えた伝播と拡散の将来的な展望について論じています。
2. なぜ中国でコウモリコロナウイルスを研究するのか?
2.1. コロナウイルスの分類コロナウイルス(CoV)は、
ニドウイルス目コロナウイルス科オルトコロナウイルス亜科に属するウイルスである。
CoVは、エンベロープ状の王冠のようなウイルス粒子を持っており、
これが名前の由来となっている。
CoVのゲノムは、ポジティブセンスの一本鎖RNA(+ssRNA)で、
大きさは27~32kbであり、RNAウイルスのゲノムの中では2番目に大きなものである。
通常、ゲノムRNAの3分の2は、
ORF1aとORF1bという2つの大きなポリタンパク質をコードしており、
これらのタンパク質は、ウイルスポリメラーゼ(RdRp)や、
RNA合成や宿主の応答調節に関わるその他の非構造タンパク質に加工される。
ゲノムの残りの3分の1は、4つの構造タンパク質(スパイク(S)、
エンベロープ(E)、メンブレン(M)、ヌクレオカプシド(N))とその他の
付属タンパク質をコードしている。
ORF1a/ORF1bと4つの構造タンパク質は比較的一致していますが、
CoVのゲノムの長さは、付属タンパク質の数とサイズに大きく依存しています。
(まずは、ここまで
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中国は、2013年にも、次の論文を発表しています。
Isolation and characterization of a bat SARS-like coronavirus that uses the ACE2 receptor
ACE2受容体を利用するコウモリ型SARS類似コロナウイルスの隔離と特性評価
公開日:2013年10月30日
こちらの資料は、あまりにも専門的で難解な内容です。
私が言いたいのは、
日本の報道では、これらの過去の文書にまで遡って
調べてはいるようには見えません。
願わくば、偏った報道だけをしないで欲しいのです。
要するに、コロナ、コロナと騒ぎすぎ。
中国が研究したことを踏まえて
感染対策を考えるべきではないかと・・・
それこそが、“専門家”が考えるべきことではないだろうか?
ワクチンありき、みたいなテレビの報道が
あまりに極端で、偏っているのではないか?