まだまだ暑い日が続いています。
特に金曜日(2021-08-27) は、夜も昼間の
熱気が残っていたり。
こういう時は、もう、考えることが
面倒に思えて、体の維持だけを思うような
そんな、今日この頃です。
とは言っても、ニュースは読みます。
オンライン・ニュースであって、
テレビは観ません。
そんな中で、緊張感の高いニュースが
コロナ・・ではなく
パラリンピック・・ではなく
(テレビでの報道は、このあたりでしょう?
私は知りませんが・・・)
アフガニスタン!
そこで・・・
細かく書くと、話が長くなるので、
要点(まとめ)だけを、抜粋。
・ベトナム戦争時、米国は同盟国の南ベトナム撤退後、支援を削減、1975年にサイゴンは陥落した。
・アメリカに依存してきた国家の悲劇が今、アフガニスタンで起きている。
・日米同盟も、在日米軍の駐留も、もう必要ない、と米国が決めるというシナリオは起きうる。
(ここまで。詳細は上記の記事を読んでください。)
上記の記事を裏付けるかも知れない、
この記事。
これは、YAHOO ニュースなどで、
既に、ご存知の方も多いと思いますが。
ニュースソースの確認のため、
原文を調べてみます。
The Problem with Allies: It’s Time to Unfriend a Few Countries
同盟国の問題点。そろそろいくつかの国との友好関係を解消する必要がある。
その記事から、日本を指摘した部分をそのまま抜粋。
Finally, it is time to defriend Japan. It is a fine country, of course. Rich, clean, polite, complex, different, interesting. However, even as China and North Korea have become more active militarily, Tokyo has continued to hide behind the “Peace Constitution,” which it has flouted whenever convenient, while always relying on America to do the heavy military lifting.
いよいよ、日本と仲良くする時が来ました。もちろん、素晴らしい国です。豊かで、清潔で、礼儀正しく、複雑で、違っていて、面白い。しかし、中国や北朝鮮が軍事的に活発になっても、東京は「平和憲法」の後ろに隠れ、都合の良い時にはそれを無視し、軍事的には常にアメリカに頼ってきた。
Truth be told, neither Pyongyang nor Beijing threaten American security directly. They aren’t interested in attacking America. Or seizing U.S. Pacific possessions. Their eyes are fixed on East Asia. North Korea worries about the South and the possibility of Washington coming in. The Chinese would like to implement their version of the Monroe Doctrine, keeping the U.S. out of various territorial and other disputes. Rather than expecting the U.S. to go to war with nuclear‐armed powers, Washington’s allies should do everything they can to defend themselves.
実のところ、平壌も北京もアメリカの安全保障を直接脅かしてはいない。彼らはアメリカを攻撃することに興味はない。アメリカを攻撃することにも、アメリカの太平洋の領土を奪うことにも興味はない。彼らの目は東アジアに向いている。北朝鮮は南側を心配しているし、ワシントンが入ってくる可能性もある。中国は自分たちのモンロー・ドクトリン (*) を実現したいと考えており、アメリカをさまざまな領土問題などに巻き込まないようにしたいと考えている。米国が核武装した大国と戦争することを期待するのではなく、ワシントンの同盟国は自国を守るためにできる限りのことをすべきである。
(*) モンロー・ドクトリン
簡単に言ってしまえば、相互不干渉のこと。アメリカとヨーロッパとの間で取り交わされた。
Japan, with the world’s third‐largest economy, obviously can afford to do a lot more militarily. For years its defense outlays have topped out at 1 percent of GDP. It hasn’t even hit that level recently. This small amount has allowed creation of serious armed forces over the years. However, if Tokyo genuinely fears Beijing — which claims the Senkaku/Diaoyu Islands and has abandoned little of the hatred generated by Japanese depredations during World War II — the Japanese should be willing to contribute more than a miserly penny on the dollar.
世界第3位の経済大国である日本は、明らかに軍事的に多くのことをする余裕があります。日本の防衛費はここ数年、GDPの1%を上限としてきた。最近ではそのレベルにも達していない。このわずかな額のおかげで、長年にわたって本格的な軍隊を創設することができた。しかし、もし東京が、尖閣諸島や釣魚島の領有権を主張し、第二次世界大戦中に日本が行った略奪行為による憎しみをほとんど捨てていない北京を本当に恐れているのであれば、日本はわずか1ドルにも満たない金額以上の貢献をするべきである。
(ここまで)
話を戻して、アフガニスタン。
やはり日本人(あくまで一般人)の感覚では、
中近東のことが理解しにくいかも知れません。
そんな時は、2015年に何があったかを
思い出すべきかと。
あなたは、5年前のことを理解していましたか?
正直言うと、私は少しも理解していませんでした。
例えば、この記事。
私は、この出来事について改めて調べてみました。
(海外のニュースも含めて可能な限り当時のニュースを掘り起こしました。)
なんと驚くことに!
他の国では使われていなかった言葉が、
日本では(マスコミを通じて)使われていました。
それは・・・
“自己責任”。
なんだか不思議です。
つまり、
「そんな所へ行ったものだから、そこで殺されても、それは自己責任」
という論調が日本国内に限り、多々ありました。
海外のニュースでは、そのような言葉を使った国は
ありませんでした。
何故なら、海外(欧米)では、
国家は国民を守るのが前提であり、
そのための法的な整備が行われていた経緯があるからです。
それは、裏を返せば
国のために国民は何をすべきか?という話でもあります。
これは調べてみると、わかりますが
当時から現在に至るまで、
「日本の法律には“有事”という考え方が無い」
という指摘があります。
名誉のために申し上げておきますが、
間違っても「防衛省・自衛隊」のことではありません。
(私は、いくらアホでも、そこまでアホではありません。)
政治家・法学者の問題です。
それと国民の意識の問題でもあります。
法改正の是非を問うているのではなく
まずは、法律の問題を海外の情勢を踏まえた上で
考えることが大切なのでは?
新型コロナ感染は、当然、それは問題ですが、
それを差し引いて考えても・・・
今の日本は危うい
とは、思いませんか?
今後のアフガニスタンで、例えひとりでも、
万が一にも、日本人がテロによって殺害されるような
事態が起こった時に、
2015年の時のように、おかしな“自己責任論”を
言い出すのでは、
それは、あまりにも、思考停止が過ぎやしませんか?
それって「国家は自国民を守らなくてもいい。
それは、その人の責任(自己責任)だから」って
言ってるようなものではないでしょうか?
暑さのせいか、どうしても心身が鈍ります。
気分を変えましょう。
昔、沖縄へ行ったときに観たバンド
「コンディション・グリーン」が、ライブハウスで
この2曲をメドレーで演奏していたのを思い出しました。
その時のメンバーは、
エディー(ベース)
エツ(ドラム)
サミー(ギター)
ウイリー・ベラスケス(ギター)
という編成でした。
では、
Stories - Brother Louie (1973)
The Rolling Stones - Miss You (1978)