WGIP: War Guilt Information Program

ウィキペディアによると

太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)が
日本占領政策の一環としておこなった
日本国民に対する再教育計画のこと。


WGIP については、その原文での資料(WGIP 一次資料)を
こちらからダウンロードできます。

 

 


古い文書をスキャンしたもので、非常に読みにくいですが、
幸い、こちらで、翻訳したものを読むことができます。
こちらの記事は、時間が許す時に、お読みいただければと思います。

 

 


で、その WGIP の結果、日本はどうなった?
それを早く知るには、
ケント・ギルバート(米カリフォルニア州弁護士)の
講演記録 PDF を読むという方法があります。

https://core.ac.uk/download/pdf/231085669.pdf

 


今回は、その講演の記録から、要点だけを抜粋してみます。


第 6 回 東京裁判研究会
「米国人弁護士から見た戦後日本と日本人の精神GHQ の呪縛の解き方」
講演者: ケント・ギルバート




占領軍は、日本人全員の頭の中が軍国主義になっていると思っていた。


一番改革しなくてはならないのは日本人の頭の中だと思っていた。


マスメディアと教育を通じて日本人を徹底的に洗脳して、
武士道や滅私奉公の精神、皇室への誇り、そして、それらに支えられた道徳心、愛国心を
徹底的に破壊して、日本人の精神の奴隷化を図るという、
GHQ のマインドコントロール計画が、WGIP だった。



GHQ は占領政策の一つとして公職追放を行い、
20 万人以上の有能な日本人を、重要なポストから追放した。


連合国にソ連が入っていたこともあり、共産党を禁止できず、
おかしな思想を持つ連中が教育現場に入り込んできた。


日本という国の歴史や素晴らしさ、戦争の真実を教えなければ、
日本人から誇りと自信を奪うことができる。


道徳教育である修身や,長い歴史の日本の伝統,武士道の精神を
教えなくなった。
書道まで禁止されそうになった。
戦後に教育を受けた人たちは,誇るべき日本の姿を知らない。
むしろ日本は悪い国だ、悪いことをした、ちっぽけな国、
誰も憧れない、恥ずかしいという感じを持たせた。


新聞などの報道については、プレスコードという報道禁止項目を示した上で、
チェックを行うための検閲組織を作った。
30 項目ある。
その一部。
GHQ を批判してはいけない、東京裁判,極東国際軍事裁判の批判も駄目。
褒めるのは構わない。
褒める記事を GHQ が用意して新聞社に提供し、これを載せろと言うから載せる。
もし載せなければ処分される。


GHQ が日本国憲法を書いたという事実を報じてはいけない。
だから現在に至るまで、
日本国憲法をアメリカ人が書いたことを知らない日本人がたくさんいる。


「その他の宣伝」。
その日の検閲官の気分次第で、何でも禁止できる。
戦争が終わるまでは,大本営の宣伝部だった朝日新聞。
昭和 20 年 9 月に、朝日新聞が原爆投下についての批判的な記事を載せた。
読者の声として、バターン死の行進を疑問視する内容も載せた。
そうすると、2日間の業務停止処分を食らった。
朝日新聞はそれまでは大本営のプロパガンダ機関だった
翌日からは 180 度態度が変わり GHQ のプロパガンダ機関になってしまった,
それがいつの間にか中国共産党のプロパガンダ機関になって、今日に至っている。


日本のメディアはこの体験を通じて,世論の誘導と形成を覚えてしまった。
いまだにそれが役割だと勘違いしているマスコミは多い。


日本の従来のマスコミは、ほとんど
共同通信が書いた左寄りのものを流しているだけ。
ラジオ,テレビ,BS・CS,新聞,雑誌が最近ではウエブサイトまで作って、
テレビ局は NHK も入れて系列が 6 つしかない。


同じニュースについて事実関係が同じでも見方がいろいろあるが、
日本のメディアは 1 つしか見せようとしない。
財閥を解体したつもりだったのが、解体していない。
マスコミは大きな財閥である。


(従って、私達は)情報源を増やすのが一番大事だ。


 (ここまで)



さて、如何でしょうか。
これで、新型コロナ・ワクチンに関する疑問の原因は何か?
見えてきたでしょうか?


ニュース・ソースを増やすことで、狭い考え方から抜け出すことが
できるのではないかと思いますが、


私は、それでも、わからないことがあります。


WGIP による、日本人への洗脳は、日本人の頭の中にだけ
残っているのでしょうか?


それとも、今もなお、私達一般人が知らないところで、
アメリカの監視が続いているのでしょうか?


東京の町の上を、米軍のヘリコプターが、低空飛行するニュースを見ると
いまでも、日本は、アメリカの占領下に置かれているのでしょうか?


まだ、日本は敗戦国としての扱いを、
アメリカから受けているのでしょうか?


今もなお、日本の社会・政治・教育・マスコミ・国民は
アメリカが許可した範囲内でのみ、その活動が許されているのでしょうか?


皆さんは、どのようにお考えでしょうか?
ご意見をお聞かせいただければと思っています。



さて、今回お送りする動画は、
これも、また、戦後が生み出したものなんだって・・・
決して、いい・悪いとかではなく、

沖縄ロックの草分け、喜屋武幸雄氏が語っていたのを思い出す。
 

 

 


「アメリカーなんて嫌いです。みんな、アメリカーは嫌いです。
 だけど、アメリカーにくっつかなければ生活できなかったんです。」


録画・録音の状態は良くありませんが、


コンディション・グリーン