河野太郎 行政改革担当大臣

ブログ(メルマガ)ごまめの歯ぎしり より


EUの対外行動庁(EUの外務省にあたる)が
4月に公表した報告書によれば、
中国やロシアが、ファイザーやモデルナの
mRNAワクチンの信頼性を傷つけるような
情報発信をソーシャルメディアなどを使って
複数の言語で行っています。

また、ワクチンに関する
偽情報やデマを監視している団体によると、
TwitterとFacebookにあるワクチン関連の
そういった誤った情報の65%は
わずか12の個人と団体が引き起こしている
ことが確認されています。

ワクチンデマを流す目的は、
一、ワクチンを批判して、
  自分の出版物やオリジナル商品に注目を
  引き寄せて、お金を稼ぐ、

二、科学よりも自分の信奉するイデオロギーに
  基づいて主張する、

三、過去に誤ったことを発言したために
  抜け出せなくなっている、

四、自分に注目を集めたい、

ということが大きいと言われています。

日本で流布されるデマは、
当初、海外で発信され、
しばらくして日本にたどり着いたものが多くなっています。


と、このような書き出しで始まっています。

 

 


あのですね。
EUの対外行動庁の話は、euronews とかを読めばわかる話。
これって、新聞ネタです。
 

 

 


わずか12の個人と団体が引き起こしているという件。
これは、anti-vaxxer misinformation というキーワードで
検索すれば、簡単に出てきます。

そして、anti-vaxxer misinformation dozen(1ダース)という
言葉を知ることができます。

 ・Joseph Mercola
 ・Robert F Kennedy Jr
 ・Ty and Charlene Bollinger
 ・Sherri Tenpenny
 ・Rizza Islam
 ・Rashid Buttar
 ・Erin Elizabeth
 ・Sayer Ji
 ・Kelly Brogan
 ・Christiane Northrup
 ・Ben Tapper
 ・Kevin Jenkins


どちらも、適切なキーワードを使えば
1分も掛からない程、早く得られる情報です。

どちらも、インターネットが使えれば、
まあ、大学生くらいであれば、簡単に探せる話。
政府が、いまさら公表するような話でしょうか?

日本国民に、EU や anti-vaxxer dozen の話を持ち出して
かえって、理解できない人の方が多いのでは?

河野大臣が、今相手にしているのは、日本国民。日本人。





これを見て、その後に、死亡とワクチンの関連性は
評価できません・・・でした。
などと、
しかも、このニュース。神戸の出来事なのに、
地元、神戸新聞では報道されなかった。


これを見れば、普通の人だったら、
ワクチンに対して、腰を引きますけど。


じゃあ、そのような動画を流さないように
規制するか?


この動画には、人を惑わせようという悪意は
感じられません。


・ワクチン接種を望む人
・反対ではないが、ワクチンに躊躇する人
・ワクチン接種を望まない人


望む人、望まない人、これは意志が明確なので問題ありません。
ワクチンに躊躇する人、
心の不安、
なんで、ここに対してアプローチしないんだろうね?


不安な国民の心に向き合わない。
まさしく、上から目線。
ここに、日本政府の弱点、信頼性の低さ、支持率の低さの
原因がありそうだと。
そのように、思いませんか?


 

 


アメリカの雑誌社 アトランティックの
オンライン・ジャーナル The Atlantic から

 

反ワクチンの心の中

Inside the Mind of an Anti-vaxxer

この記事の最後は、このように締めくくられています。

 


you need to have lots of different strategies aimed at
reaching lots of different people.
And if you can move a couple of percentage points here and
a couple of percentage points there,
ultimately you put something together that gets us the herd immunity.

 (自動翻訳)

あなたは、多くの異なる人々に到達することを目的とした
多くの異なる戦略を持っている必要があります。
そして、ここに2、3パーセントポイント、
そこに2、3パーセントポイント移動できるとしたら、
最終的に、あなたは,
私たちに集団免疫を与える何かをまとめます。


では、結論。


河野太郎 行政改革担当大臣殿。
不安な国民の心を、安心で満たしてください。
そして、国民に、喜びと感動を呼び起こす
そのような政治家であってください。



さて、今回お送りする曲は、
人と人との間に距離を置くような政策は
もう、要らない! ということで、

Al Green - Let's stay together
Apollo Hall of Fame Concert 1993