ネットのニュースでわかったことの要点をまとめてみました。

2020年2月3日
トランジット(*)を含む中国からの入国を禁止。国民や永住権保有者、
その家族は入国が許されたが、14日間の自主隔離が求められた。

 

* 機内食や燃料などを補給するためにいったん着陸すること

2020年3月14日
すべての入国者に14日間の自主隔離を義務付け。

2020年3月19日
14日間の自主隔離に効果がないとみると、国境を封鎖。
国民や永住権保有者以外は、全世界どの国からも入国を禁止とした。

2020年3月25日
ロックダウン開始。生活必需品の買い物や通院、
軽い運動などを除いて外出を禁止。最低4週間の国内全域封鎖。
「死者はゼロ」という段階で早期のロックダウンに踏み切った

2020年5月4日
新規感染者数がゼロ。

その間、92日間。
感染者がまだ2桁の段階で国境を封鎖から ロックダウンまでの日数は7日間。

コロナで影響を受けた企業への給料支援を決定したのは
ロックダウンする1週間以上前。

市場調査会社、コルマー・ブラントンによる調査では、
新型コロナウイルスに対する政府の対処を支持すると答えた人は83%。
政府に信頼を寄せる人は88%に上った。

●労働者と企業の支援
・80億NZドル(約5190億円)〜120億NZドル(約7780億円) 
 企業が労働者を引き続き雇い続けるための賃金に使われる補助金
・1億2600万NZドル(約82億円) 
 感染症や自己隔離などのために働けない人のための賃金になる
・1億NZドル(約65億円)  
 労働者の配置転換策
・28億NZドル(約1815億円)分の事業税の変更
 企業内の現金の流出入にかかる圧力の軽減
・62億5000万NZドル(約4053億円)  中小企業向けのビジネスファイナンス補償制度
・公衆衛生指導に準拠し、仕事を休む、不可欠な労働者のための休暇制度。
●健康
 5億NZドル(約324億円)  
 3月17日に発表済みの国民の健康増進のための費用
●コミュニティーと社会的弱者のための支援
 28億NZドル(約1815億円)  
 収入支援策。週25NZドル(約1600円)の給付の増加や、
 2020年の冬の光熱費に充てる支援金の倍増を含む



一方、日本では

2020年1月16日
新型コロナウイルス、国内で初の感染確認

2020年2月19日
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」、陰性の乗客の下船開始(21日まで)

2020年3月10日
新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案を閣議決定
新型コロナウイルス感染症を巡る対応を「歴史的緊急事態」に指定

2020年3月13日
新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案が可決、成立

2020年4月4日
クルーズ船含む国内感染者が4000人超す

2020年4月5日
東京都の感染者が1000人超す

2020年4月6日
安倍首相
「7日にも緊急事態宣言を発令したい。対象は東京など7都府県。期間は1カ月」
「緊急経済対策の事業規模は108兆円。小規模事業者に6兆円、納税猶予など26兆円」

国内で初の感染確認から緊急事態宣言を発令の意向を示すまでに要した日数 112日間
その間に、クルーズ船含む国内感染者が4000人超
東京都の感染者が1000人超



尚この内容については、私見を控えさせていただきます。
この記事をお読みいただいた方の解釈におまかせします。

ニュースによると
コロナで陽性反応の方々の行き先(医療またはホテル)がない
自宅待機で保健所からの連絡待ち状態が
東京都、大阪府、沖縄県で起こっています。
感染者経路調査や接触者調査がもはや追いつかない状態とのことです。



さて、今回お届けする曲は

Booker T. & The MG's - Time Is Tight (Live, 1970)
訳せば「時間がきつい」「あまり時間がない」