崇高クリニック、荒木院長の院長室には
Dr. Bernstein's Diabetes Solution: The Complete Guide to Achieving Normal Blood Sugars
(Dr. Bernstein の直筆サイン入り)が置かれています。
毎年年末になると崇高クリニックには海外からクリスマスカードや手紙が送られてきています。
その中には、Dr. Bernstein からのクリスマスカードが含まれています。


荒木院長の荒木式と呼ばれるメソッドは、Dr. Bernstein のメソッドとは異なるようです。


荒木式食事法をもう一度、おさらいしてみます。


1、主に食べるべき食材は、肉・魚・卵。
2、大豆加工製品は、豆腐・厚揚げ。調味料としての醤油。
3、牛乳は、1日あたり 100cc まで。
4、添え物として使う野菜は、もやし(豆もやしは除く)・ブロッコリー・かいわれ。

上記以外の食材は不可。


血糖値測定は、食後血糖のみ。


食前・食後に関係なく、
血糖値は 60 ~ 109 の範囲内でなければならない。


Dr. Bernstein's Diabetes Solution には炭水化物に対するガイドラインはありますが
荒木式の場合は non-carbo(断糖)。


血糖値が 60 ~ 109 の範囲内であれば
もはや2型糖尿病ではありません。


ただ、食材として許可されたものが上記の4項目だけですので
聞いただけで、思わず腰を引いてしまいそうです。
誰が聞いても。


だが荒木式を支える、言わば陰の立役者は 荒木里先生。


そのことを、今から説明しますね。


人は誰しも生活に追われて働くものです。
働けど働けど、生活は楽にはなりません。


昭和初期(戦後)を除けば、総理大臣が田中角栄氏だった頃だけが
世の中が好景気になりましたが
その後は現在至るまで、不景気が続いています。
余程の事がない限り、おいそれとは入院できません。

たちまち生活が苦しくなります。
そう、貧乏暇なし。
一億総活躍。裏返せば、人間死ぬまで働けという政策。
社会保障のために、消費税 10% 決行。
これからもっと、生活苦しくなりますよ。これ一大事。


そんな事情で、私は崇高クリニックに入院したことがありません。
なので実際の荒木式食事法を知らないままに糖質制限を 5年あまり続けていたのです。


いちばん頭を悩ませるのは、食事の献立。
特に夏の異常な暑さで食欲が減退した時なんかは、考える事さえ放棄してしまいます。
もう、わしゃー知らん・・・みたいな。
食べたくなかったら、食べなくてええやん・・・状態。


なのに、家内や長男(ひとり息子)は、食欲が減退する様子がない。
バクバクと食べる。がっつりと食べる。


何故か? 彼らは2型糖尿病ではないので主食(ご飯)を食べる。
不思議な話、主食があれば食べられるのです。カロリー不足無し。
しっかり体が動く。


それが証拠に、今年突然の肺の病で入院したりガス欠の状態で熱中症になって救急車で運ばれたり
そんなボロボロの状態の私だったが、神戸市中央区の元町でかつ丼を完食できてしまった。


やはり日本の食習慣、主食と副食の呪縛から解放されることは不可能なのだろうか。
私は思い切って、荒木里先生の断糖食レシピを買い求めました。


読んでみてビックリ!
断糖食なんですが、主食と副食があるんです。
ご飯、そば、パン、天ぷらなどが普通に献立に含まれています。


この主食はすべて崇高クリニックの特許製品。
特殊な製法で製造されています。製造工程に手間がかかればコストは割高になりますよね?
つまり、良いものは高価なのです。

参考:
断糖と美味く付合うSHOP(ショップ)

http://low-carb.co.jp/


そのような事を除けば、里先生の献立は素直にミラクル!
奇跡的と言うか、神技。
そんなに難しい調理法を必要としないようです。


しかし人は誰しも、食には嗜好性があります。


いろんなことを参考にしたり応用したりは非常に大切ですが
食の嗜好性を無視して、理論だけで食事がとれる場合を除いて
所詮、自分に合った処方箋は自分で見出す。
これもまた大切です。


だから荒木院長はこう言われます。
自分の食べることは、自分でやれ。ひと任せにしてはいけない。

 

 

優先度1、糖質を抜いた食事をコントロールすること。

優先度2、その上で薬(またはサプリメント)の補助が必要であれば

       糖質制限を行っている病院で薬を処方してもらう。

 

注意 糖質制限を行っていない病院(現在の一般的な内科)では

    炭水化物を摂取するよう説教されます。

    そして、上記の優先度が逆になります。


P/S 実際にアスター薬局へ行って、里先生に会ってみると
  さらに驚きがありますよ。
  断糖中であっても、ホットケーキや適度な程良い甘さのふんわりした
  クッキーなど食べることができます。

  私は試作中のクッキーを食べさせてもらいました。

P/S 荒木里先生の断糖食レシピを買った時に知ったのですが
  荒木院長は、食事の回数は1日あたり 3回~6回で調整してもよいと。
  これならば、小食の人でもカロリー不足をなんとか解決できそうですね。



今回はこの曲をお送りします。

Culture Club - Its A Miracle (Remastered 2012)