私には特別な能力など有ったりはしません。
ごく普通(昭和30年(西暦1955年)生まれなので、当時は貧しいのが普通)の家庭に生まれ育った
いわゆる「貧乏人のぼんぼん(貧乏人のおぼっちゃま)」ですわ。


なもんで、今に至るまでいろんなことで苦労することはあったし
これからもある。


苦労と言っても、所詮は人並みな苦労でしかない。
なので現在もただのおっちゃん、ただの凡人。
せめてもの救いは良い伴侶たる家内と良い息子に恵まれているだけ。
いつも家計は火のくるま。
何も贅沢はしてないけどな。ほんま、慎ましいもんや。


もういいかげん、うんざりしてきた。
働けど、働けど、ワーキングプア (Working Poor)。
所詮、介護の仕事では駄目なのかなぁ? 安倍さん。


思えば、昨年からはいろいろあった。


父が認知症の周辺症状があまりにひど過ぎて精神病院に入院 (2018年2月)。
父が精神病院にて他界 (2018年12月)。


人間死んでも金が要る。ただでは死ねない。
亡くなってから納骨まで (2019年4月)、とにかく金が飛ぶように出て行った。
まさに、あの世に行くのにも金が要る。


父が亡くなった実感が今も無い。
父の死をどうにも受け止められない。
それは、精神病院にて他界してしまったこと。
家族に看取られることも無く。


夜勤専門の介護をやっているのだが、
夜勤明けの日に、社会福祉協議会の活動にボランティアで参加した。
「認知症の人が暮らしやすい街つくり」活動で
サブ講師を務める。(2019年1月~2月)。


2019年5月は、落ち着いた日常を取り戻したが
2019年6月から2019年7月12日まで神戸市内の医療センターに入院。


妙に咳が出て、胸が痛む。微熱がある。風邪をこじらせたのかな?と思い
近くのクリニックでレントゲン撮影すると
クリニックの医師が紹介状を書くから、他の大手病院へ行けということになった。


ほんで、大手病院へ出かけて行った。そこでCT検査を受けたら
またまた大手病院の医師が紹介状を書くから、神戸市立の医療センターへ行けということになった。


なもんで、とぼとぼと神戸市立の医療センターへ行った。
名前を呼ばれて、診察室に入った。
またまたレントゲンにCT検査。


その結果、その場で即 緊急入院とあいなった。
ちょっと待てよ。何の用意もしてないぞ。着の身着のまま。まだ朝飯も食ってないぞ。
そんなことはお構いなしで、低圧室に連れて行かれる。
「この部屋から出てこないように」だって。いったい何が起こったのか
説明くらいせんかえ!


しばらくしてから、集中治療室 (個室) に移動。
なんでもええから、腹へっとるねん。何か喰わせろ。
飢え死にするわ。この飽食の時代に、みっともなくも珍しい。


既往歴として2型糖尿病があり、糖質制限を始めて5年になることを説明した。
糖質制限しとると言うとるやろが。
出された食事は、炭水化物 47g のパンが2個。
バナナが1本 炭水化物 26g。そして牛乳。


いったい何考えとるのや?
糖をうまく処理できない体に 炭水化物 100g以上とは、どういうことや?
わしを殺す気か?
当然、文句を言うわな。


しばらくすると、糖尿病担当医がやってきた。
それから管理栄養士もやってきた。


私は面倒くさいことが嫌いなので、ここに居る間はこの病院のやりかたに従うしかないと
一瞬、悟りを開いたりして・・・
もう、どうでもええわ! ヤケクソ。


とにかく病室には何もない。ナースコールで看護師さんを呼ぶ。
「すんませんが、お金渡すから新聞買うてきて。朝日新聞、たのむな。」。


それから3週間、治療が続いた。
治療のかいがあってのことでしょう。
2019年7月12日 (金) 晴れて出所、いや退院とあいなった。


あー、現在糖質制限食をやり直している状態。
木綿豆腐 1/2丁 (150g) と 豚バラ肉 150g 玉子は食事1回あたり少なくとも3個。
崇高クリニック式のノンカーボな食事療法であっても
結果が出るには少なくとも 2週間は掛かる。


現在 2019年7月14日 (土)。試験紙で尿の様子を見る。
糖が下りているような反応はない。
この調子で、食事療法を続けてから血糖値測定をすることにしよう。


それから、適度な運動と。十分な睡眠と。


人間、暮らしていく上では
いつ、何が起こるかわからない。


例え、何かが起こったとしても命あったら
七転び八起き。前だけ見ておれって事かぁ。


しかし入院生活、疲れた。


P/S 嬉しいような、悲しいような。
  退院時に入院費や治療費を払うでしょ。
  その時に収入に見合った減額制度というのがあって
  私は、簡単に低所得者という証明が簡単に取れたのでかなり減額されました。
  私介護職やけど、一応普通に仕事しとるねん。
  そやけど、立派な低所得者やねん。どない思います? 皆さん。
  泣くにはちょっとおかしくて、笑うにはちょっと悲しくて。
  ブルースやなぁ。

  Everyday, everyday I have the blues
  Ooooh, everyday, everyday I have the blues ♪
  ズンチャカ、ズンチャカ。


ではこの曲をどうぞ。

 

B.B. King "Every Day I Have the Blues" on Austin City Limits