現在も売れ続けている現代小説。
「定年って生前葬だな」の一文ではじまるこの小説の表題は


終わった人
私はまだ、この本を買ってはいません。
が、しかし・・・


その内容についてはテレビで紹介されていました。
買って読むのが良いのですが
その時はとにかく、テレビでの紹介を頭に叩き込みました。


確かに「定年って生前葬だな」は言えてます。
私は2年前に定年を経験しています。


不思議なもので、過去の自分を引きずっていると社会がどんどん遠くなる。
そんな思いをしました。


* 余談ですが「一億総活躍」って何?
  地方格差や差別的な年齢制限がクリアされないこの状態で
  「一億総活躍」だなんて本気で言っている人は
  はっきり言って・・・「おめでたい」の一言に尽きます。
  本当、馬鹿言ってんじゃないよ!
  アホぬかせ!


考えてみれば、自分の前の現実とどう向き合うか?
現実を受け入れられない自分が居る。
自分自身を受容できかねている自分がいる。


受容は大切です。
それができなければ介護の仕事でとうてい無理でしょう。


そういった事を教えていただいたのは介護の学校でした。
頭でわかっても人間はコンピュータではありません。
本当に考え方・行動を変えるには時間がかかります。


現在の私は、これでいいと思っています。

1、コンピューター技術者・IT技術者として私は41年間従事してきましたが
  今後は自分の楽しみのためにコンピュータを使っていくこと。
  楽しくないのであれば、コンピューターは使わない。

2、介護職を通じて高齢者によりそえる自分でありたい。
  何故なら、そこはいずれ自分が行く道だからです。

3、マイペースであっても、常に何かにチャレンジしたい。
  今の私にとっては介護の実務者研修であったり消防署の緊急救命講習です。

4、暖かい季節は野菜栽培を楽しむ。向かうは大豆栽培と味噌作りかな。

5、常にタンパク質の摂取を意識し、糖質の摂取は控える。

6、適度な運動を楽しむ。

なんとも平凡ですが、これはこれできちっと生活ペースを確立しないと成り立たない事なのであります。


はっきりとわかった事ですが、年齢を重ねるってことはちっとも楽なことではございませんぞ。


P/S あっ!いけない。年金の手続きが遅れ遅れになっておるぞ。なぁ。もし。
   いったい、いつから、私はこんなにルーズになったんだぁ?


さて、今回の音楽は Cowboy Boyer and Talton - time will take us

人間何事にも時間が必要です。ということは、時間が解決につながる・・・のかな?