私は2型糖尿病を発症しました。
かたや、兵庫県小野市の家内の母は90歳になっても医者要らずで元気です。
距離的に離れた田んぼへ行くのが、足が痛くなってしょうがないので
医者に診てもらったのですが、
「別に異常はありません。ごく普通に動いてください。無理はしないでください。」との事でした。
この90歳の母は、すたすた歩いて小野市市役所の福祉課を訪ねて行きました。
「電動の車椅子を、貸してもらえませんか?」
福祉課の職員が一瞬悩んだのは想像できます。
結局は、「お医者さんの判断はどうなんですか?」と言われて帰ってきました。
さて、今回の表題。「失われた習慣を取り戻せ。」
2型糖尿病になる人、ならない人があるように
認知症になる人、ならない人があります。
なんでだ?
観察していると、確かに生活に違いがあるようです。
毎日、早朝から田んぼや畑へ出かけて行っては水も飲まずに体を3時間くらいは動かします。
農閑期は主に、雑草刈りです。電動ノコは使いません。鎌をもっての手刈りです。
野良仕事が終われば、アイスクリーム「がりがり君」食べて。
それから、近所の人としばらくおしゃべりタイム。
そんで、家へ帰って来て、またまた手仕事。
何をするかって?
畑から収穫したものを漬け物にしたり
大豆を使って味噌を作ったり
米麹を作ったり
要は、家にいて暇そうに見えても、実はあれこれ忙しいのであります。
田舎はのんびりだなんて、それはイメージだけの話。
実は、忙しいのであります。
どうですか?
あなたがたは漬け物をスーパーで買っていませんか?
味噌をスーパーで買っていませんか?
自前で作った味噌は1年物です。1年間寝かせます。
これって、一昔のあたりまえ。
今では失われたこと。
なので「失われた習慣を取り戻せ。」だと思います。
何事も自分で行う生活習慣ではないかと・・・