2型糖尿病を改善するために私は
昨年7月22日に兵庫県加古川市野口町野口の
「崇高クリニック」を訪れました。


その時のことは
「晴天の霹靂、気持ちが晴れる。が、ハードルは高いかもしれない。」
http://ameblo.jp/javacat/entry-11898127675.html
に書き記しています。


今でも覚えています。

荒木先生「何故糖尿病(2型)になったと思いますか?」
私「インスリンの出が悪くなったからでは?」
荒木先生「いえ、体が弱ったからです。」


荒木先生直々による精密検査の結果を知って
私は驚きました。
なんと!
インスリンは正常に出ていたのでした。


荒木先生の理論が当時の私には
すぐには理解できませんでした。

ただ、「食事療法は我流でやっては危険」と思い
私は先生に尋ねました。
「私は断糖食(*)をやっても大丈夫でしょうか?」

* 私は断糖食(ノンカーボ)と言うよりも
 どちらかと言えば低糖食(ローカーボ)です。
 肉を食べた後は口元さっぱりさせたいので
 緑葉系野菜を少しいただきます。


荒木先生「ステーキを食べても血糖値は上がらない。
だけど、パンを食べたら血糖値は上がる。
さしみを食べても血糖値は上がらない。
だけど、寿司を食べたら血糖値は上がる。
なので、血糖値が上がる食事は止めましょう。
私はそう言っているだけです。」

私「なるほど!」


荒木理論の実践法をマスターしたいと思った私は、
荒木夫人(荒木里先生)のアスター薬局で
荒木先生の著書を購入しました。


今だから素直に受け止められますが
著書には
「体温調節能力が低下すると基礎代謝力が低下する。
基礎代謝力は運動による代謝力よりも 7:3 の比率で高い。
この基礎代謝力は何によって失われるか。
それは車とクーラー・ヒーターに頼り切った日常生活である。
運動療法と言われるものでは
2型糖尿病は改善しない。
運動は若々しい体を保つために必要(*)。
カロリー制限は、ただの栄養失調に陥るだけ。
改善のための9割以上は食事である。」


* このことは荒木里先生で立証されていると
 私は思います。
 常にダンベルを装着して日常を過ごされている
 荒木夫人は、ピアノやモダン・バレーをたしなまれている
 才女でもあります。
 一度お会いすると、絶対に年齢を疑うのが間違いない程
 お若いです。


いまひとつ理解できていない私に
荒木先生は教えてくれました。
「今の(現在の)ではないのですが
 理想はオキナワン・スタイルかな?
 ところであなたは釣りをしますか?」
私「釣りキチです。」
荒木先生「それは良い!釣った魚を自分で捌いて食べればよい。
今日も良い天気です。釣竿持って江井ヶ島海岸へ行かれては。」

荒木先生はアメリカのハーバード大学で助教授を勤められていました。
逢ってみた感じは日本語を話すアメリカ人みたいな雰囲気は
確かにあります。
が・・・
常に紳士でジョークが好きな方です。
笑いが好きな先生ですが、優雅さを感じました。
身だしなみはいつもきちっとされています。



さて前置きが長くなりましたが・・・。
昨年から現在に至るまで冷暖房設備を使いませんでした。

そして、今年の夏は・・・何十年ぶりに「夏バテ」しました。
そう、夏は夏バテをするものなんです。
そう言えば、8月12日から13日にかけてむしょうに
鰻を食べたくなりました。
「土用の鰻」。
今時のスーパーマーケットでは中国産の鰻が \1,900 くらいの値段でした。
私は、朝9時頃にスーパーに出かけていったのです。


あまりのバカバカしさに呆れ果てました。
しょうがないんで、地元産の丁寧に骨抜きされた「生の穴子」を買ってきました。
タレの付いたものは糖質を考えて買いませんでした。
自宅で丸大豆醤油だけで焼いて食べる穴子。
美味しかったです。


正直な話。
実感しました。
荒木理論は人間回帰の理論かも知れない。
本来、人はどうあるべきか。
それを医学から追求したのだと、私は考えます。


少し妙な話ですが、
久々の夏バテに、
今までの自分は如何に体を弱らせる環境で暮らしてきたかを
実感しました。


さて、あなたはクーラー依存症ではないでしょうね?
熱中症は・・・おそらく・・・
クーラー依存症の裏返し的な結果では・・・?


P/S あっ!そうだった。明日(土曜日)は
 崇高クリニックへ行って、食事(食材)の指導を受けさせていただく日だっ!
 今日中に夏バテ・夏疲れを解消しておかなければ・・・
 今現在の私は、「先生、今の私をどうにかしてください。」ではなく
 自分の知らない事を教えてもらいにに行くってスタンス・・・かな?