糖尿病に関係ない話題なんですけど。
今宵は、本当に思いつきブログです。
あっ、普段も思いつきブログです。


どないやねん!
一人ボケ、つっこみ。


標準語に対して、地方言葉。


60歳近くなろうとしている私は、
このテーマ、興味が尽きません。


どなたか、この話題でエッセイを書ける方がおられましたら
どうぞ、私にお知らせくださいませ。


興味深く、読ませていただきます。


私は神戸市の生まれ育ちです。
何かのきっかけで大阪へ行った時、
間違い無く、大阪の人に言われるのが
「君、神戸から来たやろ。言葉でわかるわ。
 しかし君、言葉汚いなぁ。」


「なんでやろ? 同じ関西弁やと思とった。」


しかし、私は思うのであります。
お国言葉、誇るべきではないかって。
自分の素直な気持ち・感情を表現するのに
一番適している言葉。


お国言葉。その土地で採れた作物の如く。


私はかつて若い時に沖縄へ行った時、
沖縄の人が「自分は、シマグァー(島小)ですから。」という言葉を聞いて
驚いた事があります。


この発言、誰だと思います?
沖縄を代表するロック.バンド「紫」のボーカリスト
城間 昌男さんなんです。


何故私が驚いたか。
シマグァー(島小)って言葉は、島で採れたもの。沖縄産の
野菜やその他の食材に対して使う言葉なんです。


* なんで私が驚いたかって?
 私は沖縄とは血のつながりはありません。
 幼い頃に暮らした、神戸市長田区は沖縄から引っ越してきた
 方が多かったので、
 私は5歳になるまでは沖縄言葉の中で暮らしていました。
 そのせいで、多少は沖縄言葉が聞き取れます。今でも。
 涙が流れるは「ナダソーソー」?
 「タラグァー、タラチョンドー」だったと記憶しています。


後で冷静になって考えてみると
いいではないかって。
野菜だろが魚だろが、人間だって同じ。沖縄で生まれたもの。
存在に、分け隔てがないんだな。


命あるもの。どこに違いや差があろう。
狭い島国 日本。
気持ち・感性だけは退化させないでね。


心の表現。堰を切った気持ちの表現。
お国言葉で言い表せなかったら、
私は思うんです。
文化的クラッシュではないかと。


地方格差を語る前に、
自分達のお国柄、誇るべきかと。
そういった意味ではテレビ番組「県民ショー」とか、面白いですよね。


でも、この言葉は嫌いです。
「すっとこどっこい(相手を侮蔑して罵る言葉。)」
関東言葉の一番嫌いな部分ですね。


同じく関西弁では
年長者から「あほんだら!」って言われたら
100%凹みますね。
これは、心底堪えます。
まさに「神の怒り」みたいな言葉。


馬鹿とか。馬と鹿の見分けられない者・・・みたいな。
もう、100%否定の言葉?
相手を全否定?


関西弁でいうアホは
「真面目に物事を考えてんねんけど、考えが足らへんねん。」
みたいな意味なんです。


「おまえは、アホやなぁ。」って言葉には
少なからず愛情みたいな、相手に対する思いのある言葉なんです。


まぁ、アホでも馬鹿でも
私は何を言われても、どちらも正解です。


これも心を洗い清めてくれる
そんな一曲。
城間 昌男さんの作詞。
彼の夜に見た夢。美しい沖縄が汚されていく。
嘆きのような予知夢。


Murasaki (紫) - Mother Natures Plight