今の時代、労働感・労働価値が何か違ってきている。
政府は抜け抜け、外国人労働者の積極的受け入れなんだって。


客観視すると中国から来たコンビニの店員さんとか
言葉をあまり知らないせいか、仕事・・・早いですね。


おじさん、何が言いたいの?


私が再認識するのは、時間感覚なんです。
沖縄で言う島時間(これを Okinawan Time(*)と言います。)の事なんです。


(*) Okinawan Time
  沖縄の人達の行動パターン(特に時間感覚)に業を煮やした
  アメリカ人達が作った言葉。
  当時のアメリカ人は沖縄の人相手は、やっておれんわ!って
  腹を立てた。そこから来た言葉なんですが
  当の沖縄の人達は、沖縄タイムだなんて言って
  我が道を行く、そんな感じで。何にも動じてはいないご様子です。

可笑しいったら、無いですよ。
沖縄で結婚式っていうと、体育館みたいな場所で
人が 300人くらい集まります。


そっ、それが。
30分遅れて、何人か。1時間遅れて、何人か・・・みたいな感じで
一気に人が集まらないんです。
時間が過ぎて、気が付くと
大勢の人が集まっている・・・そんな感じなんです。


沖縄の結婚式、親族のスピーチが長い。Long Time!
最悪なのが「これで最後になりましたが」を3回もやった人もいる。


さすがに同席した人達はワジワジ(いらいら)してノイローゼになりかけたって
そんな話が本当にあります。


日本(大和)では、考えられないでしょう?


今時、時代はどうなっている?
ワンタッチですべてOK? 便利が全て?
遠い所から訪れてきた人に以前の、関西言葉での
「遠度、はるばるお越しいただき、ありがとうございます。」の
心さえも失ってしまって。
携帯電話で、今ここに居るよ・・・みたいな
時間と空間を越えたかのような錯覚・・・ではないか?


それだけ、現代人は忙しくなっている。
ちょっと考えてみようよ。その忙しさ。
いったい誰のため?何の為?役に立っています?
ただただストレスの原因になってはいませんか?


そんな事を思う、いやなジジイ OpenSource おじさん ですが。


来たぞ!て~げ~ユニット Special


激しすぎず、静かすぎず、ただただ・・・朗々と流れる唄がある。
癒しと受け取るならば、それも良し。
元気付けられたと受け取るならば、それも良し。


受け取る側の受け取り方だな。とにかく、栄養にしてくださいね・・・みたいな。


て~げ~ユニット Special LIVE 開始!





19:00 Just。



1、三弦の花
2、てんさぐの花(*2)
3、花(*3)
4、島人(シマンチュ)の宝
5、カチャーシー
6、唐船ドーイ

アンコール
7、島唄


19:44 Close。








実は て~げ~ユニット、6月にはいって彼らの LIVE 観るのは
2回目なんです。
て~げ~ユニットって、名前さえ知らなかった。


真っ先に思ったのは、「誠一(*1)の友人達じゃん。」


(*1) Facebookのこちらをご覧ください。
  

  誠一。神戸で活躍するミュージシャンの中で、おそらくは最後の大物。
  島出身のご両親のご子息。
  島唄・舞踊の研究家の御父上。
  彼はそんなご両親の間に生まれた、神戸生まれ育ちの2世島唄歌手。

  埋もれさせるには、余りにももったいない。
  深い声(Deep Voice)で朗々と歌う彼は、
  自ら島唄の事を、自分にとっての Soul Music と明言しています。

  ある意味、お父さんを超えた才能の持ち主。素晴らしいです。
  「門前の小僧習わぬ経を読む」の諺の如く、物覚えが早い時から
  島唄に日常的に接していたのでしょうね。
  私は彼がまだ、子供(坊主頭)だった頃に逢った事があります。
  何十年経って、最近もねっ。  


(*2) てんさぐの花
  ある時一人になって、心に気持ちに何かを感じたら。
  それは「今日、しんどかったな」でも何でもいいんですが
  そんな時に口ずさむ唄が、あったほうが気持ちが休まりますよね。
  これは、琉球・大和。そんな事関係無しに、素直に覚えて
  路を歩く時、唄ってみませんか。
  この唄を覚えてからまた、て~げ~ユニット LIVE に行けば
  ステージと一緒に歌えて、良いではありませんか。










(*3) 花(すべての人の心に花を)
  この曲は初リリースが ポリドール TIME.レーベル から西浜友子さん。
  
西浜友子さんやなんて、古いなぁ。いつの話やぁ。
  西浜友子さん。沖縄離島出身で本島で喜納昌吉の御父上の喜納昌永さんに
  弟子入りされた民謡歌手。その後、あの無鉄砲な喜納昌吉とご結婚されて 
  現在に至る。正しくは、喜納友子さん。
  何故この曲が、友子さんの唄で初リリースされたのかを少し考えよう。
  皆さんも私も何も無いような日常でありながら何かある「しんどい、辛い、キツい」そんな夜に
  友子さんの「すべての人の心に花を」を聴いたら
  はっきり泣けますね。何かを越えた美しい歌声だな。









ヨー、里前(サトメー、愛する人の事)
夕びいゃがいちょる。


> 私の愛する人よ、
> 今宵はどうしていますか?


あぬ言葉や 我ん苦しさしみゆんち


> あの言葉は私には辛ろうございました。


言ちゃる肝えるやんな 一言葉いちとらせ


> 肝に据えかねました。一言言わせてください。


しむさゆたたさ ヨー里前


> どうしようにも無い気持ちよ、私の愛した人よ。


ウーン くねーりよ

> ここ訳せません。今の沖縄の人、訳せます?








  この喜納昌吉さんの右側の女性が、友子さん。