またまた、なんというタイトルでしょうか。
「あぁ、驚きだなぁ。アップル社 (Apple Inc. )」
アップル社もこれまた苦戦・苦闘の末に
iPod、iPad、iPhone で立ち直り、現在に至っています。
世の常ですが、一般的には
結果が目に見えてこそ評価は得られます。
そういう意味では「設計(デザイン)」という工程は
余りにも地味という印象は拭えません。
いつも製品が評価されます。
無形の製品(Software) の場合は、
その製品がもたらした事 (Solution) が評価されます。
設計という工程のなかで最も大切な「問題解決」は
あまり目に見えてこないっていうか。
これは、例としてはふさわしく無いかも知れませんが。
例えば、人気テレビ番組「ビフォア・アンド・アフター」。
この番組は、私は非常に好きです。
匠と言われる非常に有能な建築設計の専門家が登場します。
テレビで観せる番組なので、
問題解決の部分は殆どカットされているようです。
問題解決した結果を「解決前と解決後」という形で表現することで
番組の印象がドラマチックになっているように
私には見えます。
そんな事を思わなくても
テレビ番組「ビフォア・アンド・アフター」は
非常にエキサイティングな番組ですし。
だから私は、いつも楽しませていただいております。
かたや NHKには「Project X」という番組があります。
この番組が非常に特異なのは
「問題解決の過程で、仕事人が苦しむ」場面を
ストレートに出していることでしょうか。
この番組もまた非常にエキサイティングです。
手に汗を握るって感覚では、NHK「Project X」は
これまた観るに値する番組であることには
違い無いと思います。
さて、話を元に戻して。
コンピューター業界・IT業界からも
「ビフォア・アンド・アフター」や「Project X」のような
テレビ番組が制作されて放映されたら・・
コンピューター・IT関連に詳しく無い人々に
感動を与えられるられるような
そんなテレビ番組が・・・と考えた場合
さて、どうでしょうか?感動を与えられるかな?
作りたいから作った。それが楽しかったから。
であれば、Linux が頂点ですよね。あれは、無料の Software の話だから、それはそれ。
企業としてやる場合はどう?それが、問題。ユーザの存在をどう考えたか?
「ユーザは単にお金を払ってくれる人」だけでしょうか?
アップル社は極めてアメリカ的な企業だと
根拠も無く、私はそう思っていました。
アップル社が、ヨーロッパというより北欧のノルウェーで確立された
「参加型デザイン」の実践企業であったとは!あぁ、驚きだなぁ。
In a panel at the 1994 Participatory Design Conference, Tom Erickson of Apple Computer set out four dimensions along which participation by users could be measured:
1. Directness of interaction with the designers
2. Length of involvement in the design process
3. Scope of participation in the overall system being designed
4. Degree of control over the design decisions
1994年のParticipatory Designカンファレンスにおけるパネルでは、アップル・コンピューターのトム・エリクソンはユーザによる参加を判断できた4つの事項(条件)を発表しました:
1. 設計者との相互作用の率直さ
2. 設計過程によるかかわり合いの長さ
3. 設計されている総合体系への参加の範囲
4. 設計方針決定の統制度
アップル社を支えたスタッフは、あれだけの大きな企業ですから
たくさんの有能なスタッフがいることでしょう。
その中のひとりとしてトム・エリクソンは
設計という工程に対して
「参加型デザイン」を実践していたんですね。
* 参加型デザイン
こちらを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%9E%8B%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
P/S 海外にお住まい、または海外でお住まいの経験のある方に、お聞きしたいことがあるのですが。
国内では、何か問題が起こるとマスコミに対して
「誠に申し訳ございませんでした」と言って、頭を下げる人たちがいるんですが
それって、日本以外の国でそれをやってしまったら、どういう事になるんでしょうか?
本当にそれで、問題はおさまるんでしょうか?
「あぁ、驚きだなぁ。アップル社 (Apple Inc. )」
アップル社もこれまた苦戦・苦闘の末に
iPod、iPad、iPhone で立ち直り、現在に至っています。
世の常ですが、一般的には
結果が目に見えてこそ評価は得られます。
そういう意味では「設計(デザイン)」という工程は
余りにも地味という印象は拭えません。
いつも製品が評価されます。
無形の製品(Software) の場合は、
その製品がもたらした事 (Solution) が評価されます。
設計という工程のなかで最も大切な「問題解決」は
あまり目に見えてこないっていうか。
これは、例としてはふさわしく無いかも知れませんが。
例えば、人気テレビ番組「ビフォア・アンド・アフター」。
この番組は、私は非常に好きです。
匠と言われる非常に有能な建築設計の専門家が登場します。
テレビで観せる番組なので、
問題解決の部分は殆どカットされているようです。
問題解決した結果を「解決前と解決後」という形で表現することで
番組の印象がドラマチックになっているように
私には見えます。
そんな事を思わなくても
テレビ番組「ビフォア・アンド・アフター」は
非常にエキサイティングな番組ですし。
だから私は、いつも楽しませていただいております。
かたや NHKには「Project X」という番組があります。
この番組が非常に特異なのは
「問題解決の過程で、仕事人が苦しむ」場面を
ストレートに出していることでしょうか。
この番組もまた非常にエキサイティングです。
手に汗を握るって感覚では、NHK「Project X」は
これまた観るに値する番組であることには
違い無いと思います。
さて、話を元に戻して。
コンピューター業界・IT業界からも
「ビフォア・アンド・アフター」や「Project X」のような
テレビ番組が制作されて放映されたら・・
コンピューター・IT関連に詳しく無い人々に
感動を与えられるられるような
そんなテレビ番組が・・・と考えた場合
さて、どうでしょうか?感動を与えられるかな?
作りたいから作った。それが楽しかったから。
であれば、Linux が頂点ですよね。あれは、無料の Software の話だから、それはそれ。
企業としてやる場合はどう?それが、問題。ユーザの存在をどう考えたか?
「ユーザは単にお金を払ってくれる人」だけでしょうか?
アップル社は極めてアメリカ的な企業だと
根拠も無く、私はそう思っていました。
アップル社が、ヨーロッパというより北欧のノルウェーで確立された
「参加型デザイン」の実践企業であったとは!あぁ、驚きだなぁ。
In a panel at the 1994 Participatory Design Conference, Tom Erickson of Apple Computer set out four dimensions along which participation by users could be measured:
1. Directness of interaction with the designers
2. Length of involvement in the design process
3. Scope of participation in the overall system being designed
4. Degree of control over the design decisions
1994年のParticipatory Designカンファレンスにおけるパネルでは、アップル・コンピューターのトム・エリクソンはユーザによる参加を判断できた4つの事項(条件)を発表しました:
1. 設計者との相互作用の率直さ
2. 設計過程によるかかわり合いの長さ
3. 設計されている総合体系への参加の範囲
4. 設計方針決定の統制度
アップル社を支えたスタッフは、あれだけの大きな企業ですから
たくさんの有能なスタッフがいることでしょう。
その中のひとりとしてトム・エリクソンは
設計という工程に対して
「参加型デザイン」を実践していたんですね。
* 参加型デザイン
こちらを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%9E%8B%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
P/S 海外にお住まい、または海外でお住まいの経験のある方に、お聞きしたいことがあるのですが。
国内では、何か問題が起こるとマスコミに対して
「誠に申し訳ございませんでした」と言って、頭を下げる人たちがいるんですが
それって、日本以外の国でそれをやってしまったら、どういう事になるんでしょうか?
本当にそれで、問題はおさまるんでしょうか?