こんばんは、えびです。![]()
ようやく、クロウタドリの刺繍が完成しました。
クロウタドリの刺繍に関する過去の記事はこちらです。↓
あれから少しずつ進めてはいたのですが、思ったよりも時間がかかりました。![]()
完成品はこちらです![]()
シワがよってしまったのが残念でなりません。![]()
翼と胴体の境目も結局曖昧になってしまいました。
ですが、これを見た夫は『紛れもなくクロウタドリ』と言ってくれたので今のレベルではこれで良かったと思います。![]()
今回3つのことを学びました。
少し長いですが、自分の記録も兼ねて、書いておきます。
①黒い糸は面を埋めるステッチにはむかない![]()
②糸の質はとても重要![]()
③薄い布はよれやすい![]()
です。きっとどれも当たり前のことなのですが、自分で経験してみないと分からないものですね。![]()
①『黒い糸は面を埋めるステッチにはむかない』は、今回、ロングアンドショートステッチで面を埋めていったのですが、針を刺す位置が把握しづらく、思うような刺し方ができませんでした。黒糸が密集すると、いくら布地が白色でも、分かりにくくなってしまいます。
逆にいえば、黒い糸は刺し方が多少汚くなっても、よく目をこらさないと糸の流れが見えないので、誤魔化しが効きます。
ですが、刺しているときは当然そんなことは思わないので、結局きれいに刺そうと思うと、目をこらさなければならず、すぐに疲れてしまうので、やはり今後は黒糸で面を埋めるのはできるだけ避けようと思います。
②『糸の質はとても重要』は、前回の記事でも少しお話したのですが、今回使用した黒色の糸は、以前ダイソーで購入したものでした。
触った感触は、他の糸と違い、ザラついていて引っかかるような感触がありました。
それでも黒い糸はダイソーの糸しか手持ちになかったので使い続けましたが、途中、何度も糸が絡まってしまい、解く作業が大変でした。![]()
また、解く際も、他の色と違って黒色は絡まっている糸が見えにくく、解くまでにとても時間がかかりました。
(一度絡まると、天を仰ぐ程、絶望的な気持ちになりました。
)
因みに、ダイソーの糸は10年以上前に購入したもので、もちろん、糸の劣化等の問題もあるのかもしれません。
現在売られている商品は試したことがないので、今はもっと品質が良くなっている可能性もあります。
ですが、私が持っている刺繍糸は全て母から譲ってもらったもので、20年近く経っているものが殆どです(寧ろダイソーの糸は私が購入したもので一番新しい糸です)。
そんなに古い糸でも、専門メーカーの糸はまだまだ使えていますので、やはり、刺繍するときは、糸の質にも拘るべきだなと思いました。
③『薄い布はよれやすい』は、ご覧の通り、今回は薄い布で刺繍したために、出来上がる頃にはすっかりシワシワによれてしまいました…。
薄い布は刺繍枠にしっかり固定したつもりでも、暫くすると緩んできてしまいます。
また、私が持っている唯一の刺繍枠はサイズが小さく、何度も付け替える必要があったので、その都度布の張り具合が均一でなくなってシワが寄る原因になるのだと思います。
現在作成中のクッションカバーは厚手でしっかりした布地ですのでこういうことは無く(多少のよれはありますが)、気付きませんでした…。
対策として、刺繍枠にぐるっと布を巻いてからはめる方法があるみたいです。![]()
これなら摩擦が大きくなって布が緩むこともなくなりそうです。
次回から試してみたいと思います![]()
作品は、いつものように写真立てに入れて飾ろうと思ったのですが、合うサイズの写真立てがありませんでした。![]()
そこで、家にあった小さいキャンバスに貼り付けることにしました。
以前『ソストレーネグレーネ』で購入した15×15センチのキャンバスです。
キャンバスは絵を描こうと思って買っていたのですが、そのままずっと引き出しの中に仕舞いっぱなしになっていました。
写真立てを探しているときにこのキャンバスを見つけ、ファブリックパネルのようにすることを思いつきました。![]()
虫ピンで布をキャンバスの側面に留め、裏に回った布をマスキングテープで留めました。
とても簡易的ですが、ひとまずこのパネルもどきを立てかけて飾りたいと思います。![]()
刺繍は手を動かした分、色々な発見があります。知識も増えていきます。
気付きを生かして、次の作品ではもっと上手くなっていけたらいいなと思います。![]()
次からはまたクッションカバーの刺繍を進めます。
最後までご覧頂きありがとうございました。![]()


