日本は海に囲まれた海洋国家であるが故に、太陽光発電よりも
 
海を利用した発電方式でエネルギーネットワークを構築する方がよい。
 
もちろん地熱発電もよい。
 
太陽光パネルの生産は国内では高い人件費がネックとなり
 
国際競争力は無い。
 
むしろ安い人件費で生産された太陽光パネルを海外から輸入した方が
 
設備的には普及するのではないかと思う。
 
そもそもヨーロッパはアフリカの砂漠を利用し太陽光発電を計画
 
し、中国はゴビ砂漠がある、米国は中西部に砂漠があり
 
日本よりも太陽光を集める土地が広く存在する。
 
この点を考えても日本は不利ではないかと思う。
 
日本には広大な砂漠は鳥取砂丘しか知らない。
 
それでも世界のレベルと併せ考えれば非常に低レベルだ。
 
そこで、エネルギーネットワークは国を超えて構築すべきであると
 
私は考えるのだが、
 
例えば、
 
 
沖縄
 
台湾
 
ベトナム
 
フィリピン
 
マレーシア
 
インドネシア
 
タイ
 
カンボジア
 
オーストラリア
 
 
と太陽光発電+海洋発電+地熱発電ネットワークを
 
計画してはどうだろうか?
 
ここに上げた地域は緯度的に太陽光発電が容易な地域である。
 
日本が世界に秀でいている技術としては
 
蓄電技術がある。
 
太陽光の弱点は夜である。よって蓄電技術は重要である。
 
また東から西にかけて日が沈むまでの少しタイムラグがある…汗。
 
オーストラリアは南北の季節変換が可能である。
 
また太陽光パネル生産ノウハウと部材は日本が優位である。
 
これをODAと輸出を組み合わせアジア・エネルギーネットワーク
 
を構築してはどうだろうか。
 
加えていづれの国も海洋国家であるが故に、
 
日本の波力発電などが有益に成れば、そうした技術も
 
徐々に加えていくことでより強力なエネルギーネットワークへと
 
進化すると思うのだが…。
 
ようするに自然エネルギーネットワークを構築し
 
輸出品目が少ない国は日本へ電力を輸出できるような
 
仕組みを考えればよいのである。
 
問題は、どうやって海を超えて送電線を作るか?
 
そのコストが莫大となりそうだが、
 
高速増殖炉にかける金があればこうした投資の方が
 
有益ではないかと思う。
 
もう一つ考えれば、海底に通信ネットワークを敷き詰めている 
わけで、あれをもっと発展させることが可能であると
 
物質材料研究所の人が言っていたな。
 
そうすればアジアにおける日本の発言もより高まり
 
世界的な見本となるエネルギーネットワークが構築できると
 
考えるのだが…。
 
補足、太陽光パネルなどはカンボジアとかベトナム・フィリピンで生産
 
すればいいんだよね。
 
がしかし、ちょっとフィリピンは心配だな…汗。