とにかく、日本の常識が崩れていく状況を、
我々はただただ見ているだけですかね。?
昨日、夜7時からテレビ朝日の番組「TVタックル」という番組を見た。
福島原発の問題から始まり東京都知事選+統一地方選挙など
関係者を呼び議論するという番組だった。
この番組で見て気になることがあった。
それは三宅久之という政治評論家(毎日新聞記者出身)が
レギュラー出演している。
なぜ彼がこの番組のご意見番として活躍しているのか?
そこに興味があり番組を見てみた。
まず座る席順として、現政府側を擁護すると思われる
席に座る。当然、隣には民主党「原口一博」議員が座る。
反対側の席には、宮崎 哲弥氏や青山繫晴氏らが座る。
原口議員が声をあらわにする場面もあり、それなりに番組は進行する。
まぁそれはいい…。
問題は、統一地方選挙で愛知・名古屋を中心に活動する「減税日本」
なる政党が名古屋以外で奮わなかったことを受け、
その要因をスタジオに出演するコメンテータが
中継で出演する河村たかし市長に話を聞く場面があった。
ここで異様な感じに映ったのが三宅久之氏だ。
彼は猛然と河村たかし市長を烈火のごとく批判しはじめた。
相手である河村氏に反論を許さないほどの勢いだ。
で、番組は河村氏に反論の時間を少しだけ与えるも
その反論を覆すほどの時間も無く、番組はCMへと進む。
これは、三宅久之氏が記者時代から官房機密費をもらっている
ことと、関係があるのではと疑ってしまう。
現在でもきっと彼は、政府からなんらかの機密費をもらっている
のではないか?
そんな疑いを感じざる得ないほどの場面であった。
もし、三宅久之氏のこうした現状を知りながら、
それを追求もせず、放送するテレビ朝日や番組関係者
は政府広報番組として看板を掲げて欲しいものだ。
それから、たけしが原発関連をギャグにするのは
分からないではない…汗。
がしかし、問題は番組制作側の笑い声が
番組放映中にあからさま入っている。
これはお笑い番組の企画なのねと、今更ながら気づく…汗。
それにしては、番組は福島で被災された方々をスタジオに呼び
その窮状を訴える真面目な番組だと勘違いした。
振り返ってみれば、この番組は政府を批判する反体制番組を
装いつつ、
実は世論を操作する番組ではないか。
そんな感想を持ちました。