
さて、福島原発もどんどん状況が厳しくなっていますね。
フランスと東電、日本政府と米国政府がなんだか模索しているようですが
どうせなら合同チームで実施して頂きたいですね。
風評被害もさることながら、本当に土壌汚染が発展するならば、その対策
も心配ですが、どうやら、ありそうですね。
焼け野原となった広島で最初に芽生えた植物はアカザだったらしいです。
ウクライナでよく食べるビーツやテンサイ(砂糖大根)もアカザの仲間で、
Cs 吸収能が高いそうです。
しかし
Ca 濃度は高くなく、Sr-90 の浄化には向かならしい。
現在のところ、Cs もSr もバランスよく吸収できるのはナタネ
の仲間(学名:Brassica sp.)らしいです。その上、ナタネは油を転換し、
バイオ・ジーゼル油や燃料として利用できる。こうした利点がナタネを栽培
する理由らしいのですが、幸い放射能はナタネの植物体や種皮には蓄積
するが、油には入ってこない(勿論カリウムも)ので少し安心。
最近の情報では…
今、ウクライナではナタネ栽培がブームになっているとか。
東北や茨城の農業回復には、風評被害を拡大させないためにも
ナタネの生産を推し進めるのも一つの方針ではないか。
エコロジーにも一役買いそうだからね。