茨城県の水質調査は発表されているのだろうか?
とくに県南地区では土浦市とつくば市の水瓶は霞ヶ浦である。
そこには当然、ヨウ素であれセシウムであれ体積している
ことに疑いはない。
しかも、
福島原発から見て、茨城県よりも遠い南側に位置する
東京金町浄水場で3月23日の基準値が、100ベクレルを上回る
210ベクレルなどという
数字が発表されましたね。乳児には水道水を飲ませては
いけないレベルだとか…汗。
ただ大人であれば問題は無い範囲ということだが…。
さてさて、ほうれん草やからし菜?だけの問題ではありませんね。
十数年くらい前のJCO事故の時も茨城は風評被害を受けましたよね。
あれは実際、茨城県の農作物への影響はほとんど無いにも関わらず
風評だけで相当な被害を及ぼしたことを記憶しています。
今、茨城県が取るべき対応策は?
具体的な策はどうなんだろう???
相変わらず引き算から足し算の発想だろうか?
お隣、韓国がアジア通貨危機でIMFの管理下に
入ったとき、当時の韓国政府が行なった行動で少し参考にしたい
事がある。
当時不況の中で、失業者対策として土壌調査を
国が失業者を雇い実施したそうである。詳しい資料が少ないの
で、その方法や具体的な効果については不明…。
だが…。
茨城は十数年前にも風評被害を被っているわけで
今こそ失業対策としての効果も考え、
1万定点観測を実施
したらどうだろうか?
河川や田んぼ畑・山林・池・海・住宅地・あらゆる場所…。
そこで観測されたデータは全て公開し、茨城の現状をデータ化
することで正しい情報と対策を練ることができないか。
しかも、1万箇所ぐらい徹底的に測定すること、どこの役所でも
できるものではない。
サンプルを取り、データを解析する手法などは検討すれば解決策は
いくらでもあると思う。
風評被害を避けるために、完全公平な信頼できるデータの公開である。
茨城県は北海道を除く農業生産高は千葉県と競うトップレベルの農業
国である。
農作物だけの話ではない。
水道水
漁業
涸沼のしじみ…汗
果樹
すべてに影響することが今後、想定されるわけで
その被害総額は計り知ることはできない。
終わりの始まりとしないためにも、徹底した観測
と分析と公開
多分、これを徹底的に実施すれば、他の県も追従するのではと
思うのだけど…。
行政の出すデータが信頼できないわけではないが、観測箇所が
あまりにも少ない。
観測を実施するためには人手が必要である。
データは積み重ねることで初めて効果がある。
点から面の展開が今、必要であると思うのだが…。
どうだろうか?