さて、新聞やTVで母親による幼児虐待のニュースが毎日のように報道
 
されていますね。
 
私は子供を授かったことがありませんから、この話題になるとなん
 
とも言えないんですが先日、ここにも以前ちょっとだけ紹介しました
 
×2の母子家庭で、1歳・3歳・17歳の子育て奮闘中のアラフォーの
 
元同僚の女性がいます。そんな子育て奮闘中の彼女から幼児虐待
 
の母親の心境について、あれは判る~なんだそうです。
 
特に大阪の事件は、けっして母親が駄目な親…と簡単に切り捨てら
 
れる問題じゃないという。
 
新聞やマスコミの論調は母親の正義感や母の愛は絶対的な力という
 
前提があり、それ以外は駄目な母親…駄目な親とする論調が蔓延る。
 
がしかし、母はこうあるべしとした幻想は、早く棄てるべきだという。
 
生活にゆとりがある家庭はまだしも、生活することが精一杯な家庭で
 
誰かに相談できる相手(夫・両親など)がいなかったら、3歳児の子供
 
を抱え反抗期になれば確実に母親はノイローゼ気味になるという。
 
あと1年ちょっとくらい辛抱すれば大丈夫って一言伝えればその母親も
 
楽になるだろうに…とも。
 
幾つかの子育てテクニックがあるそうなんですが、生活環境が楽でない
 
母子家庭では、本を読み子育てに関する情報を集めるのは難しいような
 
のだ。そうすると母親は確実に迷路に入り迷い、しらずしらず虐待を繰り
 
返すと彼女は自信を持って語るのです。
 
子供救済の前に母親を救済する必要があると彼女は力説する。そうで
 
ないとこの問題は治まらないと…。
 
確実に新聞報道されている数よりも多く、子供の虐待は多いと彼女は
 
推測しています。よって将来の日本社会が不安になるという。
 
こんどお役所が介入するなどの法整備を進めるなどとした表層的な対
 
応が話題に出ていますが、それは返って問題をアンダーグランドに潜り
 
こませるようなものと…。そして、負の連鎖により今よりももっと酷い状況
 
日本社会を覆いつくすことになり…そうならない為にも今から真剣に対
 
応を考えないといけないという。 
 
 
 
 
ではどう解決すればいいのか?
 
 
 
 
 
ご近所とか友人との交流を増やし、母親を1人にしないことだという。
 
そんな簡単なことで防げるという。
 
多分、起きている事件は母親の孤立か、責任全てを母親に押し付けて
 
いるからなどの背景があって起きるようなのだ。
 
 
なるほど、我々元同僚が不定期ではあるが、こうして彼女の家に訪ね
 
世間話をしに来ることは、そんな意味があるんだと初めて気づいたの
 
です。元同僚のA子は偉いな…汗。男性人はやっぱり駄目だね。
 
ケーキとか買う?なんて話ししかしてないし…汗