日本はやっぱり世界一の金持ちなのか




私なんぞがこの国の行方なぞ説明できるわけもないけれど


こうも嘘っぽいことがマスコミを通じて情報が流されてい


ると本当~イヤにナルね…汗。


で、その訳は…。



○平成20年度国の借金846兆円は国民1人当たり663万円(共同通信)


と、んなこと言うけど本当にこの数字の見せ方は国民を馬鹿にしていますな。


そもそもこの数字は財務省がしかけた罠ですよ。ようするに国は借金がいっぱいあ


って、早いとこ消費税を引き上げないと国がもたないと言っているのでしょう。


だから、消費税を上げて国の借金を返済しましょうと世論を動かしたいのだろうね。


そもそも国の財政記述は複式簿記じゃなく歳入と歳出の単式簿記形式だから逆に判り


ずらくなっていますね。


経済評論家の「三橋貴明さん」の分析なら理解が早いかもしれない。


↓ここに解説が載っていますので少し読んでみてください。



ちょっと読んでいる時間が無い人のために簡単にまとめますと、

①日本の対外純資産(※1)241兆円で世界最大。

②日本政府の資産476.6兆円で日本の国内総生産GDPとほぼ同額…汗。

ちなみに米国は250兆円。

③政府の負債は中央政府と地方を合わせ974.9兆円であるが、内訳は国債

発行額が内訳の大部分。しかも円建て…。


※1対外純資産とは、国全体として、政府、企業、個人が外国で保有している資産か

ら、外国から国内への投資(負債)を差し引いたもののこと。対外資産としては

外貨準備、援助、銀行の対外融資、日本企業の対外直接投資など。対外負債は外

国人の対日証券投資、邦銀による外貨資金の借り入れなど。




マスコミも財務省が発表する情報はなんの疑いももたずそのまま数字を垂れ

流す。これでマスコミは仕事をしていると言えるのか?しっかり検証やら分

析をして頂きたい。その上で事実を積み重ね報道していただきたいものだ。

加えて言うならば、TVに出演している経済評論家で頼りになる事を言う人

はまず居ないと思いますね。


で、我が国の負債は確かに大きいよね。ひょっとしたら世界一?


しかしですね、負債が大きいということは帳簿ができる人ならばわかると思

いますが、資産も大きいわけです。使途と源泉(お金の使い道とお金の調達)

と考えれば判りやすいですね。国の負債であってもどこからお金を調達したの

かということです。その総額が総負債(純資産も含む)で、その調達したお金

をどのように使っているか?。貯蓄に回しても使い方ですからね。この使い道

を総資産と呼びますよね。で、総負債と総資産は同じ金額でなければなりません。

日本銀行の資料によれば、我が国の総負債は総資産より少なくよって純資産は約

241兆円ほどあるようです。これは世界最大のお金です。


ただこのお金がどこにあるのか?


家庭の箪笥預金ではないことは確かですね。


そこが問題でもあり、もしかして郵政民営化ってここに米国が目をつけたとも解釈


できるようなのですが…ここから先は判りません。涙。



さて、嘘っぽいことが多くある中、いよいよ夏の暑い選挙が始まります。


しかし、真実を見極めるって難しいね。