フィリピン4日目の続き



ようやく会って、彼女の田舎に行く話がまとまった所で


彼女が電話で友達を誘っている。もちろんタガログ語で…。


これで話されると全然内容が分からん。ちょっと勉強して


みたが、当然分かるわけも無く、距離感を感じる場面でし


ょうかね。


電話が終わると彼女から、「友達が午後2時頃に私のアパー


トに来るって。」


そうか、じゃ~今は午前11時半だしね。何しようかそれま


でね…。


私「せっかくだからさぁ、ikaoのアパートにこれから行こ


うよ」っと提案。


彼女「OK」ということで、スタバを後にしてタクシーを


拾いMakatiの彼女のアパートに向かった。



ついた!



タクシーで移動すると、たしかにホテルから近いけどここ


がどの辺なのか分からない。なんとなくMakatiでもダウン


タウンの雰囲気。


タクシーをメイン通りで降りて、そこからテクテク歩いて


彼女のアパートについた。門があってそこを開けると小さな


部屋がある家があった。そこが彼女のアパートらしい。


ご近所の目が光っている感じがした。そうだよね。昼間から


変な日本人のおやじが、若い女性と一緒にアパートの一室


にやってくるんだから、そりゃ~おかしいよね。


私も自分で提案しておいて言うのもなんだけど、バツが悪いで


した。でも、どうぞどうぞって彼女が勧めるので遠慮なく入室。


キチンと整理され小奇麗にしているのは好感が持てました。


外見からするともうっちょっと大変かなと、思いましたが…。


でも質素な部屋だけど、昼間学校に行って夜は寝るだけなら


これで十分かも。月の家賃は5,000Pだそうだ。日本円で1万円


部屋の広さは約6畳一間に台所と玄関が一緒で、奥に2畳ほどの


トイレ兼シャワー兼洗濯機置き場があるようです。


ここから学校に近いらしく便利なんだとか。一応、冷蔵庫もある


し。TVだってあるしベットは2段ベットで下の方がソファに変


身する優れもの。以前はルームシェアする住人がいたのだけれど


その彼女は出て行ったので現在は一人で家賃を支払っているようだ。


で、お水を頂いてしばしTV鑑賞。


彼女は洗濯だのなんだの部屋を整理しているご様子。


たいていこうして女性の部屋なりに遊びに来たときは彼女の写真を


見るのが相場ではと…。私「昔の写真なんてある??見たいなぁ。」


なんとすっかりセレクトされた写真集が…すんなり出てきました。(笑)


へぇ~いやいや~こりゃ~すげぇ~と、賛辞を送りご機嫌伺い。


でもですねぇ、写真の背景とかよくみると貧しいね。それがフィリ


ピンなんだなと、改めて思いました。


いろいろと思い出話を伺っていると、あっという間の時間でお友達


の到着。


なんとそのお友達…日本語バリバリ。日本に2度ほど働いたキャリア


の持ち主。つい半年前に出産し子供を抱える身だが旦那であるフィリ


ピン男性とは子供ができていることを知らず別れたらしい。だから自


分のことを不幸のどん底と表現するも、とても笑顔が明るい…汗。


ここフィリピンでは子供を下ろすことが法律で禁じられている。



で、その彼女の友達はめちゃくちゃおしゃべりで明るく、多分、気が


強い…汗。一応、キレイはキレイな人だ。


お昼がまだだったので一緒にご飯を食べに行こうということで、その


ご友人が音頭をとり、向かった先はなんとシーフードレストラン。


ロハスブルーバード通り沿いにある、サンセットがよく見えるレスト


ラン。自分で水槽にあるシーフードをセレクトして調理してもらうス


タイルのレストランです。やっぱりそれなりに高そうなレストランに


くるのね…汗。


やっぱり日本語がペラペラだとその友人と話をする率が高くなるね。


それとなく彼女に視線を向けると何を話しているのか分からないせいか


つまらなそうにしている。


やっぱりちょっと気張って英語で話さないと…英語で話すと、タガログ


語が飛び交う。今度は私がつまらないご様子…汗。


おなかも一杯、おしゃべりもいっぱい。予定はどうなったかと言えば、


彼女の田舎、バタンガスに行くのは明日で今夜はBlue Angelに。その


訳は友人がそこで働いており、なんだか私が彼女の友人の同伴出勤を


面倒見ることに…汗。


私の宿泊先は、その店のまん前なので、その友人が私の部屋でシャワー


を貸して欲しいと迫ってくる。



いや~なんだか迫力負けで、3人はタクシーで私のホテルに。


部屋に入ると、シャワールームにあるアメニティを友人はこれ欲じいい。


持って帰るとのこと。


私は机でメールを読みつつ、彼女達はシャワールームでキャキャと騒い


でいる。なんだか私は親戚の叔父さん状態なのだ…。


シャワーを浴び、身支度が整ったところで、いざお店に出陣。


なんで彼女と彼女の友人と店に…と、思いつつも店に入ると彼女の元同僚


達が、久しぶりーってなもんで、なんだかワイワイ。


個室に通され、彼女と彼女の元同僚と彼女の友人と飲んで歌っての騒ぎ。


延長もされドリンクもされ、ご請求金額+ご友人の遅延料もあり+同伴料


も加算され請求書が届きました…涙。


つづく。