昨日まで山に行ってました。
山はいいですね~なんつったって涼しい。
で、どこの山かと申しますと、立山アルペンルートに
行ってきました。
長野県大町にある扇沢に深夜到着し、車の中で仮眠をと
りまして、朝7時半始発の関西電力トロリーバス乗り黒
部ダムに到着となりました。
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そこから歩いて、黒部ダムを横断しました。ちょうどお盆
の時期なので観光放水をしてくれていましたよ。
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ここは石原裕次郎の「黒部の太陽」という映画の舞台とし
て有名ですが、多くの犠牲をはらい昭和38年に漸く完成
したダムです。発電開始は昭和36年1月。
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慰霊碑にお参りして、それからまたケーブルカーに乗りま
して、黒部平に到着(標高1828m)
そこから今度はロープウェイに乗り、いよいよ立山大観峰
に到着しました。
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いやいやすごい景観です。標高2,316mとなると空気も少し
薄いですね。階段がいっぱいありまして上り下りしている
とハァハァしますです。
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さて、今日はここから立山をトロリーバスで越えて室堂に
到着し、そこから歩いて天狗平に向かう予定です。
室堂の標高は2,450mだそうです。
トロリーバスの途中、日本海側と太平洋側に雨水が分かれ
る中央分水嶺下を通りますです。
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室堂で俳優の中村獅童が来ていましたよ、伺ったら石原裕次
郎が出演したことで有名な「黒部の太陽」のリメイク版に出
演されているようです。
なんらかTVの撮影なんでしょうかね、カメラクルーと共に
行動していました。
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でも私は、それよりも表題にもあります「剣岳」を舞台にし
た来年夏公開予定の「剣岳 点と記」(新田次郎原作)が楽し
みです。宿泊した天狗平の山荘のおやじが、映画撮影時の様
子を説明してくれていました。
山荘のおやじによれば…
俳優もスタッフも皆、40キロの荷物を全員が背負って剣岳に登
山したようです。本当に大変な撮影だったらしいです。
確かにここへきて思うことは半端じゃなく登山は危険であるこ
とです。トロリーバスで私みたいな素人がここまで来れるので
滑落事故も多いようです。
この映画の主演は浅野忠信、香川照之、松田龍平(松田勇作の息子さん)
で、山荘に写真が飾られていました。
山荘の息子さん曰く、最初は俳優だ~凄いと思っていたけど日が経つに
つれ髭も伸び、不精な顔を見ていると誰が俳優で誰がスタッフか分から
ないくらいだったそうです。
やっぱり山荘に泊まるときは周りに何も無いので夜は天気がよけ
れば星空が綺麗で半端じゃない星の数々ですね。カメラで撮影できない
のが残念。普段は見えない細かい星まで降りかかってくるかのように見
えるのです。午前3時頃に起きるといいですね。
そして朝日です。実は写真は夕日です…汗。
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ここの山荘は、天狗平山荘というところでして、山荘にしては夕食はまぁ
まぁ美味しいですよ。夜はビデオを見ながら宿泊者同士、山荘のおやじの
話など聞きながら山に関する話を聞くことができますよ。
で、夜のお勧めは「大人のアイス」がお勧めです。(笑)
天狗平から見える剣岳の写真を最後にお見せします。ちょうど真ん中の
とげとげした山が剣岳ですよ。標高は、2,999mですって。
登山は危険だけどアルプスっていう感じの山です。今度、これに登ってみたいです。(追記)
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