春にいつも思うこと



我々の会社で行っているフリータをIT技術者に養成しIT企業へ

押し込んじゃうスクールだけれど、今回の受講生(昨年12月から学んでいる)

が3月に卒業し、各々IT企業の面接に行っています。該当するIT企業は

決められていますので、その中で面接を行ってもらうのですが、先方の

IT企業人事担当者も自社の新入社員の扱いもあり、なかなか面接日程が

決まらない。

ある担当者はこんな話をしていた、「ちょっと前まで売り手市場だったけれ

ど、今はそうでもないかも。人手不足は人手不足だけれど誰でもいいわけ

じゃない。」と、話してくれた。

これって景気が後退しているのか、ちょっと前までの売り手市場とは異なる

雰囲気を感じます。

私としては、この方がいいんだけれど…、だってねぇ~猫も杓子も入れるよ

うじゃ、頑張って勉強しようなんて思わなくなるからね。


で、今回のテーマであります、春にいつも思うことなんですが、変な事件が

最近多いですね。

しかも、土浦という私の暮らす隣町で連続殺傷事件があり、岡山では駅のホ

ームから突き落とされる事件や、印刷業の行き詰まりから一家を殺戮する事

件、今日も今日とてファミリーレストランで変死体が見つかったり、いった

い全体どれだけの人が殺されればいいんでしょうか。


どう考えても変ですよこの国。警察もおかしいし、行政も政治もおかしい。


中国のチベットに対する抗議も世界に広がっているけど、もっと足元見つめ

ると日本の方がおかしい。


先日、4月から始まる弊社のフリータスクールの面接を行いました。

やっぱりフリータを対象にしているので引きこもりの子が多い。

その大半は親が優秀なのです。しかも公務員が多い。

大抵は大学卒業後、公務員を目指し勉強するものの受からず、最終的に年齢

制限で諦め、引きこもっている若者が多い。

これは親が子に期待しているのか、それとも親が子に期待しないで分ったよ


うなことを言って、実態は放り投げているだけなのか、そこは計りかねるけど

なんともおかしい。

25歳~28歳くらいの年齢で、まともに人とコミュニケーションができないのだ

から、なんともおかしい。


先日の面接では、非常に立派な大学を卒業し頭脳明晰なのだが、ネジが一本ど

こかおかしい。特に履歴書の自己PRの欄に書いてあることが非常におかしい。

でも面接してみると、それがなんだかそんなにおかしくない。文面からは伝わ

ってこない、その子の優しいまなざしとか純な気持ちが笑顔から読み取れる。

やっぱり面接してみないと分らないことは多い。

とりあえず、その子には受講許可を与え様子をみることにした。



で、最近の事件も加害者の親は、どうしているんだろうと気になる。

ちゃんと子供と向き合っているのか?

会話はあるのか?

気になってしょうがいない。親が出てこないので実態が見えない。



こうした事件が多いのは家でもストレス社会が蔓延っているのか?

学校でも職場でも逃げ場が無いのか???



やっぱりさぁ~ちょっと一息入れてさぁ~少し貧乏な国になりませんか?

それからどうしようか考えてみませんか?


と、私はいつも春の桜を眺めて思うのです。


私が変ですかね???