先日の日曜日に、ピアノの先生方と「ばらもん」という店に行ってきました。
時々、以前にも紹介しましたピアノの先生方とお付き合いがありまして、情
報交換を兼ねた食事会を年に数回しています。
元お嬢様たちが「ばらもん」に連れて行けとわんわん騒ぐので、23日午後に
行ってきました。
久しく会っていなかったので、積もる話もありーの、と、彼女達は初めての
「ばらもん」食事会となりまいた。
この「ばらもん」というのは、英語名「Rose Gate」です。そのまんままで
すが…。
この店のご夫妻は東京で肉の卸業を営んだりしていましたが、老後を都会で
は無く、つくばでゆっくり暮らそうと引っ越してきたのです。
ところが、やっぱりつくばの辺鄙なところに越してきたので、よそ者はなか
なか地域のコミュニティに入れず、一時は東京に戻ろうかと考えたそうです。
でも家も建てたし、どうせなら商売をやってみてお客さんと交流してみようか
と考え、「ばらもん」という和洋の料理店を完全予約制で始めたそうです。
最初は3ヶ月くらいで潰れるだろうと考えたそうです。それも理解できます。
だってぇねぇ～筑波山の近くの本当に田んぼの中にあるような辺鄙なところ
にあるんですよ。
でもでもです。料理がおいしいことからクチコミで予約が頻繁に入り、あれよ
あれよという具合にお店が繁盛することになりました。もう既に８年が経過し
たそうです。
で、その料理です、前菜みたいな和風の料理が並びます。
前菜でしょうかね。 |
丸い器の左端にあるかぼちゃみたいなのが、オレンジで煮込んだ春の野菜？くわ？？
なんとか…名前を忘れましたが、それをオレンジで煮込んでカボチャで和えているよ
うです。かぼちゃとオレンジってあうのね。美味しくいただきました。
ここの料理は自前で作った自然の野菜と、和牛は宮崎の肉が美味しいのだとか…。
確かにステーキは簡単に噛み切れるほど柔らかいです。しかも味はニンニクと
塩とコショーのみのシンプルな味付けです。
ステーキはちょっと食べてから写真を撮るの忘れて慌てて撮影しました。
だから、ちょっと食べかけなので汚くてすいません。
ちょっとたべちゃいました。 |
なんだかこの店は、和洋中が入り混じった雰囲気な店内です。とても不思議な店
なのです。外観の写真を撮ってきませんでしたが、ごく普通の一軒家という感じ。
キノコの土瓶蒸し |
ピアノの先生方はいづれも関西出身の方ですから、味付けにうるさく、この土瓶
の出汁は関西風でとても美味しいとのことでした。そして、ちょっと脇にある岩の
りは、四万十川の岩のりで、とっても美味しいです。これは必ずでてきますので、
毎回食べることができますよ。
最後にデザートが杏仁豆腐です。
ベリー系が入っています。 |
これも手作りで美味しいです。ちゃんと杏の種の中身を粉にして作ることからはじ
めるそうですよ。
この店に訪れる度に驚くのは、季節の食材を取り入れ毎回、出される料理が異なる
のです。飽きないように工夫されているのでしょうかね。
まさかこんなつくばの田舎に、しかも辺鄙なところに、こんなお店があるとは知ら
ないようです。
でさらに、この店の隣には、足湯につかりながらそばを食べれる店がオープンして
います。こちも、ばらもんのオーナーが経営するお店です。
一度、機会がありましたら訪れてみてください。
店名＝ばらもん（完全予約制）
住所＝つくば市池田841
電話＝029-867-0422