人の意見を出し合う



先週金曜日から土曜日にかけて弊社の大会議となった。

弊社の顧問3名にも参加してもらい、経営者会議となった。

わざわざ東京と日立から集まってもらい深夜遅くまでかか

るのでつくばエポカルのホテルに宿泊してもらった。


この会議の目標は、今年の計画と今後3年間の事業計画

を立案し戦略と戦術を練るためだ。


参加者は私を含め7名の参加となった。今回、ベトナムの

事業計画も含まれるので、今年大学院卒業予定のベトナム

人のチュウ君にも参加してもらった。

先日、彼に日本の会社がどうやって物事決めていくか興味

ある?って彼に聞くと、「興味あります。私もぜひ参加さ

せてください」というではないか。

私も「大学院で勉強しているより、きっと面白いから参加

しなさいよ」って、さも知ったかぶりで話しています。

そう言えば、私は大学院なんて知りませんから。…汗



で、会議------

日ごろ、IT企業って寡黙に仕事をする環境を提供する必要が

あるのです。

よくテレビドラマでビジネスシーンとかあるけど、あんなに

ペチャクチャしゃべっていたら仕事になりません。

でもコミュニケーションは大切です。なので、こうした会議

の時は、普段言えないことも含め思いっきり話して欲しいの

です。特に私はそう感じているのですが…。


で、今回は私ではなく新顧問のO氏に司会進行をお願いし、意

見が出やすい手法でお願いしました。


で、一般的かもしれないけどKJ法は優れていると思いました。

古くてもいいものはいい。研修なんかでよくやる手法ですが、

これはまとめる人が上手いと、本当に効率よくmust doと

to do が鮮明になりますね。

で、会議は午後3時から~日付を越えて午前2時に修了しまし

た。非常に長い会議でしたが、大方の結論を全員一致で決議する

ことができました。

やっぱりここまで徹底しないと、本音と本筋が見えてこないカ

モと思いました。

会議は長いのはよくないと、世間一般的には言われていると思

います。しかし、本当に経営方針などを決めるときは時間がか

かりますし、ここをいい加減にはできません。こうした会議の

特徴は、少数意見を必ず拾うことをするからです。民主主義的

に、賛成多数決ではないのです。

少数意見でも、ものの本質がそこに潜んでいる可能性があるか

らなのです。

でも議論は、工夫をしないといけません。ただTalk net的に

しゃべっても時間の浪費となりますが、しかし、アイディアを

出す人は話しながら意見を整理し、人の意見に触発されながら

アイディを捻り出すこともしばしばなので、ここが難しい場面

でもあります。

そして、次の日の午前9時半から、昨日のまとめの会議となり

ました。飛び交った情報を整理し、事業計画書に盛り込まれる

ことになりました。

ベトナムのチュウ君は、非常に疲れましたが勉強になったと、

一応喜んでくれてましたが、日本人ってこんなに議論を多く重

ねるってことにびっくりしていました。

そして、疲れもそこそこそのまま、顧問3名と共に東京の福生

方面まで車で向かいました。新たなお客さんとの打合せがあっ

たのです。

その打合せも修了し、家に帰ってきたのが夜遅く。


もうクタクタでした。


お風呂の中であやうく寝てしまいそうになりました。汗