前回、駒場の留学生会館でベトナム人留学生の起業に向けた講演会
があり、その内容の一部を紹介した。
で、思うのだけれど、彼らはまさにベトナムを代表するエリートな
のだが、彼らに共通して言えることが、どれもこれも真剣であり、
自分を茶化していない。それだけに、付き合うこちらも襟を正さな
ければならないと思う。
※全然、遊びが無いわけではない(笑)
昔、明治の幕開けの頃、維新で活躍した若者が欧米列強に負けじと
留学をし、その国の文化を学び、自国に欠けていることや、自国の
産業や教育を再構築しようと、必死に勉強した我々の先祖様を見て
いるように感じる。
そんな彼らが今、何を求め、何を期待しているのかこの国に…。
果たして、彼らの求めるイノベーションはあるのだろうか?
同世代の若者と触れ合い、それなりに日本の文化を堪能していると
思うのだが、彼らの本音を聞きたいものだ。
ベトナムは最終的には中国に気を使い、政治的配慮を巧みに使い分
ける国だけれど。けれど、決して心が中国に向いているわけではな
い。よくここが誤解される。
ベトナムの国土は南北に長いので、鉄道の南北線は日本の新幹線を
導入したいのだが、台湾が日本の新幹線を導入した影響で、ベトナ
ムにはフランスのTGVが納入されことになるようだ…。
でも本音は新幹線のようだ、だが政治的配慮がうまい国だから…。
新幹線にはならない。そのようなのである。
ここの気持ちを汲み取れる政治家が日本にもいて、中国との政策を
いろいろ駆け引きしながら、日本の味方な国をどうやってつくるの
か?
そんな政治家の登場を期待するのは、この日本国では無理なのか??
政治の駆け引きという点で遅れているのは我々の国のようだ。
今我々の暮らすこの時代は、どんな時代なのか?
オッパイのんでねんねしている時代なのか??
まぁ平和でいいのだろうけれど。
なんか寂しいね。
戯言です。