あんまり基礎ばかり練習していると、ドラムを習っていることを忘れてもらっても
困るので、今回からドラムのフレージングも取り入れることにしました。
スティックコントロールについては引き続き復習と新たな手順を加えドリル形式に
して練習を行いました。これを約20分。フレージングの内容は譜面ソフトを探します。
それから掲載します。そうでないと、なんだか分らないと思うので…。
で、ちょっとみんなと普段はどんな練習をしているのか確認してみました。
すると、練習台とはいえ家で練習すると近所に迷惑のようで夜はできないそうです。
昼間は学校および職場だしね、なかなか練習は出来ないとのことでした。
じゃ~いつ練習しているの??と私から聞くと。
公園とかに練習台を持って行き練習しているようです。
まだ今の季節はいいけどね、これから寒くなって大変ですわ。
じゃ~さ、クラブを作って、公民館で練習台を持ち寄って練習するといいよ。とアドバ
イスしてみました。
それぞれ、なるほどねぇ~、じゃ先生もそこに来てくれますか??
ギグッ!
暇だったらね~っと、煙に巻いときました。
で、この日の練習後に、体験入学ということで若い男性が入ってきました。
23歳の若者で、非常におとなしい感じの人です。既に働いているとの事ですが、なん
だかとても元気がない。
何か話しかけても、返事は、か細い声…。
ドラムは初めて習うとの事。
一応、説明はしていみるものの、なんだか反応がイマイチ。
これはドラムとうよりも、全てに自信を失っている感じの子だったので、体を動かし
ました。四分音符100くらいの速度で、手拍子を8分音符で叩きながら、ステップは普
通に1・2、1・2っていう具合に。
すると、漫才師がステージにあがって最初の出だしに自分で拍手しながら入ってくる
あの感じに見えました。
ってことを伝え、なんがか可笑しくて、どうやっても格好よくならないんです。
しつこく、あれこれ試したのですが、どうやっても漫才師に見えるんです。
これも一つの才能と思います。
体を動かしながら、じゃべっていると、彼の反応が少し明るくなったような…。
で、気がつくとあっと言う間の時間。
そう言えば、全然、ドラム教えていませんでした。
反省。