ルーディメント(スティックコントロール)について


今日はあの親子最後のレッスンとなりました。

今日は不思議でした、あのお母さんから信用さ
れたのでしょうか?

お母さんが一緒にレッスンスタジオまで入って
きませんでした。

よって、今回は中学生の女の子と時間までレッ
スンとなりました。

吹奏楽の演奏会が7月28日(土)に迫っていまし
たので、課題曲のスネアのパートが難しい部分
を繰り返し練習しました。

その練習の一部をご紹介します。

基本はルーディメントでスティックをコントロール
しやすいようにスティックの手順を考えるです。

1111←これを16分音符と思ってください。

課題曲
1 11・1 11・1 11・11 1
タッタカ タッタカ タッタカ タカタッ

これを素直にスティックコントロールすると手順は以下のようになります。

R LR・L RL・R LR・LRL

これでもよいのですが、右手と左手の強さが異なる
ことと、譜面を見ながらスティックを叩くとミスが
多くなること。

そこで、もうちょっと簡単に叩ける手順を記します。
R LL・R LL・R LL・RRL

この手順でスティックをコントロールすると右手に
四分音符の頭に集まります。リズムの安定感がでる
ことと、右手にアクセントをコントロールさせるこ
とができる。加えて音量のバランスも取れる。この
3点を考慮し、この手法を取り入れました。

ただ、問題は、Wストロークなどを練習してない
初心者にはちょっと難しいかもです。

簡単なリズムでも、ノリよくキレイにスネアを叩く
には相当な練習が必要であることを、少女は理解し
てくれました。

その他にもフラムなども教えましたが、上述のスティ
ックコントロールでキレイに叩けることが大切です。

でも、お母さんが少し距離を置かれる人であることが
わかり、ちょっと安心しました。

いよいよ明日、演奏会だわその子。

がんばれ~。