センサーネットワーク「ZigBEE」のアイディア


コンピュータの世界で、センサーネットワークと言う考え方がある。
先日、ZigBEEのセンターネットワークシステムを提供するセミナー
に行ってきました。

このセンターネットワークとは非常に小さなチップがあって、電池駆
動で数年動く代物です。そのチップ同士が連絡を取り合って、親分の
チップに情報を伝達する仕組みです。

1)コーディネータ(親分)
2)ルータ(中間管理職)
3)エンドデバイス(手下)

の3つの役割分担で構成されていて、エンドデバイスチップにセンサー
を接続します。そのセンサーが感知しなんらかの判定結果をエンドデバ

イスがセンサーに替わって発信します。すると、中間管理職であるルー
タがその手下の信号を受信します。そして、その信号から手下に与えら

れた固有の番号を理解し、それを記憶します。そして、ルータ同士が連
絡を取り合います。その情報を共有化していきます。そして、それを繰
り返しながら、親分にご報告する仕組みです。

その手下チップにセンサーをくっつけることで、いろいろな可能性が高
まります。そのセミナーで話されていたことが、災害救助にこのセンサ
ーネットワークを使うことができるというものでした。

人体感知センサーと手下のチップを組み合わせたセンサーネットワーク
チップを創ります。そして中間管理職と親分も一緒です。で、そのチップ
をヘリコプターで上から被災地にばら撒くのです。

すると瓦礫や何かの下敷きになっている人を逸早く、感知し知らせるこ
とができる仕組みなのだそうです。

その情報を受信するPCもしくはハンディな携帯端末があれば可能でしょ
う。この話を聞いたときに、アメリカ軍が戦闘地域で戦う前に敵がどれだ

けいるのか調べるために開発したお下がりか?と思いました。

でもね、この仕組みを使って、面白いことを考えました。次回は車の口コ
ミです。人じゃなくて、車が口コミするんですよ、人間のように。

続く