私は最近、人に渇を入れられたことが無かった。


最近、自分達でやっているビジネスが注目を浴びたりして、俄かに元気があって
活気もある。でも、それだけに、考えることが多く、責任も重い。そんなんで、

まよいまよい、あ~こうすれば此方に申し訳ない。でも、こうすれば此方の方の
メンツがつぶれる。でも、この通りだと、そもそもの企画が台無しになる。

なんて、考えながら悶々としてた今日の朝でした。オフィスでパソコンに向かい、
一応考えている振りなんぞしながら、難しい顔して、コーヒーにミルクたっぷり

入れて、はぁ~、なんてため息ついたりしていると携帯電話が鳴った。
Hさんからだ。「あぁ!Hです。今大丈夫?」

私「ハイ大丈夫です。」

Hさん「あの計画で顧客は決まったの?」

私「いえ、あの~え~つ~か」しどろもどろ。

Hさん「遅いね、それじゃ来年になっちゃうね、もっと早くしないと駄目だよ」

私「え、そうです。そうなんです。」

Hさん「いいじゃない、あれもこれも顧客がいっぱいいた方が、選択権は一杯あった方がいいよね」

私「はい、そう思いますであります。」

Hさん「至急ね、こっちも企画書というかパンフレットみたいなのが欲しいから至急作って?」

私「かしこまりました。本日中に作って送ります。」

Hさん「じゃ頼みましたよ。」

私、ふ~そうだ、これを説明するパンフレットが無かった。パソコンでスクリーンに映し出す
パワーポイントの資料はあるんだけど、そうだね、それを作らなきゃ。私は久しぶりにエンジン
全快モードで作成しました。午後には仮案をメールで送り、社内にも専用の回線で送った。

不思議に朝もやもやしていた脳の曇りが一気に晴れた。Hさんの渇が効いたのか、心も絶好調
いつものアホ面に輝きがでてきた。

午後から経理担当者と打ち合わせしていると、電話がじゃんじゃん鳴って、グッドニュースが
次々と飛び込んできた。

Hさん、ありがとでやんす。