Regional FM StationとWMSの融合


最近、「Regional(地方・地帯)」という言葉をよく耳にする。ジェット機でも「Regional jet」
と言って航空機メーカーは競っています。
なんとお隣の中国もRegional jet機をつくるんだそうです。もう大きい飛行から小さく性能のよ
いジェット飛行機が今後、主流になりそうです。そうだよね、燃費が良く安全でメンテナンスも
安く、乗務員も少ない。そんな飛行機の方がいいよね。

で、考えるんですが、メディア(TV・新聞・レコード・出版社)も、もうそんなに大きい必要性
がないんじゃないかって思うんですよ。

メディアこそRegionalな時代かもって。ただ、地方新聞社があるじゃん。なんですが、こうした所
は既得権益みたいなものがあって、改革を嫌います。幸いなことに茨城にはTV放送局もFM局も
無いのです。だからひょっとしてリージョナルFM局を作れるんじゃないかなとも思います。

地域限定のFM電波でいいんです。ただ、そこに電波の出力がデジタル化として実現できると、あ
らゆることが可能になりそうなんだけど。

例えば、地域のお店情報なんかは車のカーナビにプロットされるべき情報なんですよ。常陽リビン
グでもイージープレスもいいんですが、地方は車で移動するんだからカーナビに、美味しいお店の
情報が常に更新されるべきなのね。

でも、更新方法が難しいのね。最初はWebから更新できるように考え、ガソリンスタンドやコンビを
ホットスポットなステーションとして、車には無線LANカードを搭載しガソリンスタンドやコンビ
ニのサーバーからデータをダウンロードする方法も考えました。

しかし、これは、仕掛けが大変。みんなをまとめるのが一苦労するわけね。だから、もっとスマー
トな方法で、どうしたらよいかと考えると、デジタル電波を飛ばせるリージョナルラジオ放送局と
申しましょうか?これならば、相当いろんなことができるし、ブログのような地域密着の世間話的
な音声とWebと連動して家にいるときはネットから映像も楽しめるわけです。

なによりもデジタルなので、お店の位置情報やコメントなどがデータで送れる訳ね。そして、その
データを車に搭載されているデジタルラジオが受信し、そのラジオからカーナビにデータが送信さ
れます。すると、カーナビにランチ情報として「○○○店ラーメン人気ランキング第1位」はここ
です。みたいな情報が地図で表示されます。

もう、全国ネットのつまんないTV放送はニュースとスポーツとドラマを少し見るくらいになりま
すよ。だって、もっと身近な情報や市民感覚な問題やイベントの方が楽しいのです。

だってね、本当はみんな寂しいんだよ。なんらかの繋がり欲しいの。昔みたいに近所の付き合いとか
そんなのと、ちと違うかもしれないけれど、同じような考え方を持つ人とか、何らかの関係がある人
とコミュニケーションが取れる。それはネットやラジオなどの些細な関係がいいのかも。

そんな、第2の近所仲間みたいな感覚がいいのかも。

で、さらにWMSの話だけれど、おしゃべりだけでなく、映像も必要になるんよ。絶対に。ラジオ
が今ひとつ盛り上がらないのは映像です。ペットの映像もビビル大木がコメント入れているチンパ
ンジーがいるじゃん。写真だけじゃ表現できない、なにか面白い映像が必要になるかも。
するとね、表現者が多くなる。例えラジオ局と言えども、これまでのラジオ局と違う。ただ、パー
ソナリティがしゃべるだけでなく、レポーターも出演者も面白くなくてはいけない。で、コンテン
ツを製作するWMSみたいな場所も必要なんだな。これがしかし。

今日はここまで。でも相当、WMSとラジオの話をしたよん。