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さて、上の写真は私が若いころ、英語も分からず、無謀と言われながらも

NYのドラマスクールにちょいと勉強させて頂いてた頃のショットです。

最近、物忘れが多く、年代的に1983か4年だと思いますが、引越しに次ぐ

引越しを繰り返していたら当時の資料が紛失してしまったのです。でも

この写真だけは残っていまして、その写真を紹介します。ここに写ってい

る人は、故ジャコ・パストリアスです。後ろ向きのベーシストはマーク

・イーガンです。下の写真は前を向いているので分かると思います。

で、上の写真は、2人でなにやら「最近、仕事が減ったね」なんて話してい

るのかも…。

これはちょうど日曜日の教会へゴスペルを見学しに行く途中に、偶然ですが、

ニューヨークヒルトンの前ですばらしい演奏が聞こえたので、見に行ってみる

とマーク・イーガン・グループがサルサ系のフュージョンを演奏していました。

そして、そして、びっくりなのがジャコ・パストリアスがおもむろにマーク・

イーガンに話しかけてきたのです。さすが、ニューヨークだわ~と思いました。

その時、無我夢中でシャッターを切ったのです。でもね、その時、ジャコ・パス

トリアスの目がこちらに向いて、ちょっとだけ光りました。でもお構いなしに話

していました。そして、ニューヨークの街に消えていきました。後にも先にも彼を

こんな近くで見たのもこれが初めてです。

私は若い頃、一生懸命プロのドラマーになろうと勉強しましたが、努力不足で若い

内には成功できませんでした。若い頃、それは、電子音楽のせいだなどと、環境が

変わったのだからしょうがいなどと、自分に嘘をついていました。ただ、今考える

と、それは単なる努力不足でしかなかったのです。いえ、その当時からそう感じて

いたのですが、周りに居る友人やお世話になった人へ、正直に説明できずにいました。

そんな自分が嫌で、音楽の道に進めことを諦めてしまいました。

でも人生って不思議ですね、なんだか、やっぱり音楽って忘れらず、ドラムを練習す

るのです。まるで、何か責任を取らされているかのようです。

今、私は会社を経営していますが、いづれ会社はスタッフに任せて、自分の問題に決

着をつけたいと考えています。それがWMSと考えています。