大学病院で検査をしてから約2週間
仕事をしてても何をしてても
頭の中にチラつく【乳がん】の文字

暇さえあれば調べまくる日々

乳がんだったら?
よく聞くステージは?
仕事続けられる?
治療にどのくらいお金かかるの?
生命保険どうなってたっけ?

正直病気の事よりお金の事でした。

わたしは過去にシングルになり
娘と息子がいるのですが
2人とも結婚していて今は一人暮らしです。
なので子供たちが独立していたことが
不幸中の幸いだと思いました。
ただ、娘は遠方に住んでいるので
なかなか帰って来れません。
父は他界していますが母は近くにおり
息子家族も近く、友人たちも近いので
本当に救われております。

とにかくこの2週間でありとあらゆる事を
調べまくりました。


迎えた検査結果の日
この日は結果もでしたが
造影CTという検査もすると言われていて
朝食抜きでまずは検査
詳しくは分かりませんが
身体の中に造影剤を入れてCTを撮る
ということみたいです。
明るい部屋で恐怖心みたいなのはなく
造影剤を入れられた時だけ
身体が熱くなって(事前に説明あり)
でもすぐ戻って検査自体もそんなに
時間はかかりませんでした。

当然この日も夕方までかかるわけですが
付き添いは幼なじみと母
先生の説明も一緒に聞きます。
あ!朝一で説明が先でした。
記憶が混同してました!

検査結果は「乳がん」
ステージ2B、腋窩リンパ転移あり
HEAR2陽性3+ 
何がなんだかよく分かりません。

わかったのは乳がん確定ということ

ああ本当に乳がんなんだ
この時も勝手にポロポロポロポロ
涙がこぼれていました。
主治医がこれからの検査の流れや
治療計画のような話をしていても
ほとんど頭に入ってなかったと思います。

母も幼なじみも一緒に頑張ろうと
言ってくれましたが

頑張る?なにを?そういう心境でした。
そしてこの時から自分だけ
世界が変わった気がしました。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。