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新東工業(6339)


新東工業(6339)は、表面処理(素材表面の性状や形状を変化させ、新たな機能をつくり出す)事業、(高付加価値、高品質および環境配慮の)鋳造事業、(集塵、排ガス浄化および水処理など)環境事業などを展開する会社です。

 

 

 

 
 

2026年3月期(12/21時点)の投資指標は、

予想PER:18.5倍
PBR実績:0.46倍
予想配当利回り:4.17%  ※ 株主優待があります

予想1株配当金:44円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感、割高感はありませんが、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感があります。

配当利回りは4%以上あり、株主優待もあります。

自己資本比率は50%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.41で、利益剰余金が有利子負債の2倍程度あります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

11月6日に2Q決算を発表しており、通期の会社予想経常利益の進捗率は15.1%で、前期の42.1%より悪かったです。

 

 

 

今期の配当金は1株44円を予定しています。

なお、同社は安定的な利益還元を継続していくことを財務戦略の基本方針としているそうで、事業活動で創出したキャッシュフローを表面処理事業等の成長投資と株主還元等に活用していくそうです。

 
 
中期経営計画では、以下のような数値目標を設定しています。
 
 

株主優待は以下のとおりです。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は1054円です。

現在の株価での配当利回りは4.2%程度、株主優待利回りは1.9%程度で合計6.1%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務は少し悪化しており、今期の業績進捗はよいとは言えません。

欧州の景気回復による消耗品の販売増、そして販売機械の原価率改善が利益目標達成のポイントになりそうですね。