TODAY'S
 
第一興商(7458)


第一興商(7458)は、代表的な業務用通信カラオケ「DAM」などの業務用カラオケ事業、「ビッグエコー」などのカラオケ店や「ウメ子の家」「楽蔵」などの飲食店、その他にも音楽ソフト事業、駐車場事業をおこなっている会社です。

 
 
 

2026年3月期(12/20時点)の投資指標は、

予想PER:11.3倍
PBR実績:1.47倍
予想配当利回り:3.99%  ※ 株主優待があります

予想1株配当金:67円

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。

配当利回りは4%程度で、株主優待もあります。

自己資本比率は50%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.46、利益剰余金が有利子負債の2倍程度あります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

11月10日に発表した2Q決算は以下のとおりです。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は45.8%で、前期の47.6%とほぼ同程度でした。

 

 

 

今期の配当金は1株67円を予定しています。

(創業55年を記念し、1株当たり10円の記念配当が加算)

なお、同社は連結配当性向30%以上を目安として、連結業績に応じた利益還元を行うことを基本方針としています。

 

 

 

中期経営計画は公表していないようです。
ただ、成長戦略は前期の本決算資料で示しており、ROE12%以上、パーキング事業を拡大して3つ目の柱にする、といったところでしょうか。
 
 
株主優待は以下のとおりです。
詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は1678円です。

現在の株価での配当利回りは4.0%程度、株主優待利回りは3.0%程度で、総合利回りは7.0%程度になります(200株保有と仮定)。

財務は徐々に改善してきており、ここ2年程度は安定した株価で推移しているため少しずつ割安感が出てきています。

毎年2回いただける優待で、ウメ子の家と楽蔵に行きましたが、個人的には楽蔵の方がよかったです。

これからもカラオケ関連事業を成長させながら、パーキング事業を大きく伸ばしてほしいです。